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診療情報管理士

2015年06月23日

電子カルテなどの診療データを管理・活用

【1】「診療情報管理士」ってどんな資格?

【2】資格取得のメリット

【3】資格データ(認定数・費用など)

【4】受験資格

【5】認定までの流れ

 

「診療情報管理士」ってどんな資格?

診療情報管理士は電子カルテほか、採血やレントゲンなどの検査結果、さらには手術記録などの「診察情報」全般を管理できる人に与えられる資格です。

またこれらの情報を管理するだけでなく、必要に応じて情報を抽出・分析し、医療に役立てたり患者のニーズに応えたりするのも診察情報管理士の役割です。

 

資格取得のメリット

【1】カルテや看護記録をチェック・活用できる人になる

看護師が診察情報管理士に転職するのは、かなり稀なケースです。しかし、電子カルテ、レントゲンやCT検査などの検査結果の管理や分析に強くなっておくことは、看護の仕事をする上でおおいに役に立ちます。

たとえば患者さんの過去から現在のデータを分析して看護ケアに役立てたり、薬の内容や手術記録、診察の経過などがきちんと書かれているかチェックするなど、実践場面で活用できる資格といえます。

 

【2】電子化が進む医療現場でますます活躍

電子カルテをはじめ、医療現場でのデータは以前よりも膨大な量になっています。それらをきちんと管理・分析し、質の高い医療を目指すためには、診察情報管理士のような専門家が必要不可欠になっています。今後もこうしたデータを管理・活用するケースがが増えると予想されるため、有資格者のますますの活躍が期待されます。

 

【3】病院経営や医療研究にも貢献できる

患者情報から統計データを作成したり、データの中身を詳しくチェックしていくのも診察情報管理士の仕事です。

統計データを分析することによって、経営に無駄や無理をしている部分がないかを確認したり、また医療機関や研究所などにそれらのデータを提供し、医療に役立てることも可能です。

そういったことに興味がある人は、挑戦してみてはいかがでしょう。

 

 

資格データ(認定数・費用など)

認定者数 27,702名(2014年5月現在)

合格率 50%前後

費用 140,000円(通信教育を専門課程から受講した場合)

取得までの期間 約1年(通信教育を専門課程から受講した場合)

在宅学習 可能

 

受験資格

下記いずれかを満たすこと

①日本病院会がおこなう診療情報管理通信教育を受講・修了する
②診療情報管理士受験認定指定校にて必須科目を履修する

 

【1】学会員 (会員)の必要性 …×

 

【2】臨床経験の必要性 …×

 

【3】講習会等への参加の必要性 …×

 

 

認定までの流れ

【1】通信教育

・日程:年2回、4月~5月、10月~11月の間に募集

・修業期間:基礎課程1年、専門課程1年の計2年間。ただし、看護師の場合、専門課程から受講することができる。

・受講料:基礎課程100,000円 専門課程100,000円

 

【2】認定試験

・日程:例年2月

※2017年の場合:2017年2月12日(日)10:00~16:10

・申し込み方法:事務局に受験申込書を請求し、所定書類と共に郵送

・受験料:10,000円 

・受験地:全国17会場(北海道、宮城、栃木、東京、神奈川、新潟、長野、愛知、三重、大阪、岡山、広島、高知、福岡、熊本、鹿児島、沖縄)

 

【3】試験内容

・筆記試験

※看護師(准看護師を除く)は、基礎分野の試験が免除

 

【4】認定

・認定料:30,000円

 

【5】更新

なし

 

 

資格承認団体

四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団

 

記事最終更新日

2016年10月19日

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