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医療メディエーター

2015年06月23日

医療トラブルにおける患者と病院の仲介役

【1】「医療メディエーター」ってどんな資格?

【2】資格取得のメリット

【3】資格データ(認定数・費用など)

【4】受験資格

【5】認定までの流れ

 

「医療メディエーター」ってどんな資格?

医療メディエーターとは、院内で苦情や事故が発生した際、患者側と医療者側の仲介役を担う人のことで、「医療対話促進者」と訳されます。

資格対象者は看護師や医師などの医療機関職員に限定されており、毎年1,000名近くが養成プログラムを受講しています。

医療メディエーターは、院内の人間でありながらも、第三者の立場から話し合いの場を設定し、両者の関係改善を支援します。役割は、あくまでも対話促進で、医療メディエーターがどちらかの代弁をしたり、解決案を提示することはありません。また裁判などの法律的な解決にはかかわらず、患者さんと医療者の間に入り関係を作りなおしていくのが特徴です。

 

資格取得のメリット

【1】患者と医療機関の架け橋に

医療トラブルは近年になり増加が懸念されていますが、そのトラブル発生時に患者さんと医療者の間に立って仲介役を果たすのが医療メディエーターの役割です。医療機関職員の中でも、患者さんの一番近くにいる看護師がこの役割を勤めることで、患者さんに寄り添った両者が納得のいく解決につながるケースが多いようです。

 

【2】トラブル対応に強くなる

医療メディエーター養成教育プログラムでは、紛争構造の分析手法、対話促進技法などを学び、実際に患者役・医療者役・メディエーター役になってのロールプレイなどが実施されます。

このプログラムを受講することで、患者さんの気持ちがより分かるようになり、患者さんからのクレームに対する初期対応力や、トラブルを大きくしないための対話力が磨かれたりと、日常業務をスムーズに進める上でも、非常に価値のある資格です。

 

 

資格データ(認定数・費用など)

認定者数 3,400名(2014年12月)

費用 30,000~40,000円

取得までの期間 約3ヶ月

 

受験資格

【1】学会員 (会員)の必要性 …○

社団法人日本医療メディエーター協会の会員であること

 

【2】臨床経験の必要性 …△

医療メディエーターはBasic、Advanced、Senior Trainerの3段階にわかれており、Advanced以降は基礎編受講後1年以上の実務経験が必要になる。

 

【3】講習会等への参加の必要性…○

協会認証院内医療メディエーター養成教育プログラムの受講が必要。

 

 

認定までの流れ

【1】養成教育プログラム

・日程:2日間、年間を通して随時開催

・申し込み方法:協会ホームページの認定対象研修実施団体・施設一覧より施設を選択し、申し込む

・受講料:30,000~40,000円 

・受験地:全国各地

 

※認定試験なし。

※養成教育プログラムを受講したのち、協会に登録申請する。

 

【2】認定

・年会費:6,000円

※年会費を支払うことで認められる

 

【3】更新

5年ごとに更新

※5年で100ポイント取得すること

※毎年、年会費を納入していること

 

 

資格承認団体

社団法人日本医療メディエーター協会

 

記事最終更新日

2016年11月8日