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小児アレルギーエデュケーター

2015年06月23日

小児アレルギー疾患患者へのセルフケア指導

【1】「小児アレルギーエデュケーター」ってどんな資格?

【2】資格取得のメリット

【3】資格データ(認定数・費用など)

【4】受験資格

【5】認定までの流れ

 

「小児アレルギーエデュケーター」ってどんな資格?

小児アレルギーエデュケーターの役割は、患者さんおよびご家族に対し適切なセルフケアについて教育・指導することです。

小児アレルギー疾患は長期間の治療・管理が必要なケースが多く、患者さんおよびご家族によるセルフケアがそのまま症状に直結します。患者さんに適切なセルフケアを行ってもらうためには、時間をかけた指導が必要ですが、医師だけではその指導に限界があります。

そこで専門的な知識を身に付けた看護師をはじめとしたコメディカルが医師よりも身近な存在として、患者さんからの相談を受けながらきめ細かなサポートをすることで、効果的な治療につながることが期待されています。

 

資格取得者のインタビュー「アレルギー患児と家族の生活の手助けを」

 

資格取得のメリット

【1】アレルギー疾患に悩む親子をサポート

気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーといった小児アレルギー疾患は長期的なセルフケアが必要とされる慢性疾患です。アレルギー疾患のお子さんを持つご家族にとっては、治療法に対する不安や疑問に対して親身になって相談できる看護師がいるのは非常に心強いもの。

この資格を取り専門スキルを身に付けることで、小児アレルギー疾患に悩む親子を長期的にサポートできるようになります。

 

【2】専門家として積極的に治療に参加

医師による診断、治療方針決定後は小児アレルギーエデュケーターが専門のメディカルスタッフとして治療管理や生活管理、アドヒアランスの向上計画および実施していきます。

アレルギー専門外来などがある病院では特に小児アレルギーのスペシャリストとして重宝されることでしょう。

 

 

資格データ(認定数・費用など)

認定者数 219名(2014年6月)

費用 約60,000円

取得までの期間 約1年

 

受験資格

【1】学会員 (会員)の必要性 …○

日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会の会員であること

 

【2】臨床経験の必要性 …○

小児アレルギーエデュケーター講習会への申請までの過去5年以内に日本アレルギー学会専門医の下で2年以上の臨床経験があること

 

【3】講習会等への参加の必要性…○

認定講習会受講資格試験を経て、小児アレルギーエデュケーター認定講習会を受ける必要がある。

 

 

認定までの流れ

【1】小児アレルギー疾患基礎講習会(2日間)

・内容:小児のアレルギー疾患および患者教育について

・日程・費用その他詳細:未定

・受講資格:アレルギー患者に関わっている医療従事者等の専門職であること

※この講習を受けなくても次のステップへ進むことができるが、基礎の再学習や最新情報を得るにはオススメ

 

【2】認定小児アレルギーエデュケーター講習会受講資格試験

・日程:年1回

・内容:アレルギー疾患の基礎知識の確認(筆記試験)

・受験資格:特になし

・受験料:10,000円

 

【3】認定小児アレルギーエデュケーター講習会(2日間)

・内容:アレルギー疾患児やご家族への患者教育について

・受講資格:受講資格試験に合格していること/過去5年以内に日本アレルギー学会専門医の下で2年以上の臨床経験があること(看護師の場合)

・日程・費用その他詳細:未定

・申し込み方法:受講資格試験の合格者に連絡がある

 

【4】認定審査

※試験はなく、症例報告書の提出により審査される

・症例報告書の作成要項:認定小児アレルギーエデュケーター講習会にて配布

・症例報告書の提出期間:講習会終了後から翌々月の末日まで

・審査料:10,000円 

 

【5】認定

・認定料:20,000円

 

【6】更新

5年ごとに更新

・認定更新審査料:10,000円

・認定更新料:20,000円

※学術集会への出席など80単位以上が必要

 

 

資格承認団体

日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会

 

記事最終更新日

2016年11月8日

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今日の看護クイズ 挑戦者1224

78歳女性、持続する発熱と下腹部から臀部回りの痛みを訴え、老健施設より救急搬送にて来院しました。肋骨脊柱角叩打痛もあり、尿路感染症の診断で入院となりました。尿の培養は104CFU/mLであり、検鏡にてブドウ球菌様のGPCが認められ、3日後にブドウ球菌と確定しました。当初から抗菌薬としてVCMが開始とされていました。1週間以上抗菌薬を投与してもなかなか発熱も痛みも治まらず、腹部CTを撮影したところ、腸腰筋膿瘍であることが判明し、血液培養からはMRSAが検出され、臓器移行性も考えて抗菌薬をLZDに変更されました。解熱と炎症所見の改善がありましたが、投与2週間目に白血球と血小板が減少、また貧血傾向になりました。次のうち最も考えられることと行うべきことはどれでしょうか?

  • 1.白血球や血小板減少は、抗菌薬による骨髄抑制が原因と考えられるため、再度、VCMに変更するなど、他剤へ変更することを検討する。
  • 2.貧血傾向は、抗菌薬投与による腎機能障害から来る、腎性貧血であるため、医師と相談し、腎性貧血の治療を実施してもらう。
  • 3.LZDは臓器移行性が最も良いため、白血球減少や血小板減少、貧血に対し治療を行いながら使い続ける。
  • 4.解熱と炎症所見も改善していることから、抗菌薬を中止とし経過を見る。
今日のクイズに挑戦!