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排尿機能検査士

2015年06月23日

泌尿器科ナースにオススメ!排尿機能検査のスペシャリスト

【1】「排尿機能検査士」ってどんな資格?

【2】資格取得のメリット

【3】資格データ(認定数・費用など)

【4】受験資格

【5】認定までの流れ

 

「排尿機能検査士」ってどんな資格?

排尿機能検査とは、排尿障害のある患者さんに行う検査で、尿量測定や膀胱内圧検査などが含まれます。排尿機能検査士はこうした排尿機能検査を行うにあたっての専門的な知識と経験を有するスペシャリストです。これらの検査は専門的知識を要することから、従来は泌尿器科医が行っていましたが、看護師をはじめとするコメディカルが専門スキルを身に付けることで、検査の効率化および患者さんの状況を充分に考慮した上での検査の実施が可能となっています。

 

資格取得のメリット

【1】検査対象の拡大と高齢化に伴い、需要が拡大

排尿機能検査は、以前は主に神経因性膀胱の患者さんに対しておこなわれてきましたが、近年になり下部部尿路閉塞疾患や女性尿失禁などの患者さんも検査対象となり、その病態解明と治療法の選択において重要な役割を担っています。

また高齢化に伴い、排尿障害を抱える患者さんも増加傾向であることから、排尿機能検査士の需要もますます拡大するものと思われます。

 

【2】専門知識を身に付け、デリケートな悩みを引き出す

排尿トラブルは非常にデリーケートな問題で、受診自体をためらう患者さんも少なくありません。看護師が専門的な知識・スキルを身に付けることで、医師には言いにくい悩みも引き出せるようになります。患者さんの全身状態や心理状態を考慮した上での検査にあたっては、排尿検査士の存在は欠かせない存在となっています。

 

 

資格データ(認定数・費用など)

費用 6,000円

取得までの期間 半年~1年

 

受験資格

【1】学会員 (会員)の必要性 …×

 

【2】臨床経験の必要性 …○

排尿機能検査に関する活動実績が50例以上あること

 

【3】講習会等への参加の必要性…○

排尿機能検査士講習会に参加すること

 

【4】その他

・日本泌尿器科学会専門医からの推薦があること

・看護師・准看護師などの医療関連職の有資格者であること

 

 

認定までの流れ

【1】講習会

・日程:例年5~6月の年1回

・申し込み方法:申込み用紙を日本泌尿器科学会の公式サイトからダウンロードしFAXで申込み

・申し込み期間:例年1月初旬~5月中旬。定員になり次第締切

・受験料:1,000円 (テキスト代は別途必要)

・受験地:毎年変わる(2014年は山形)

 

【2】認定申請~認定

※試験はなく、排尿機能検査士認定委員会が審査・認定する。

・日程:例年12月1日~翌年の2月末日

・申請方法:必要書類を郵送

・申請料:5,000円 

 

【3】更新

5年ごとに更新

※更新手数料:5,000円

・排尿機能検査に関わる活動をしていること

・資格認定後の5年間で30単位以上が必要。そのうち20単位以上は日本泌尿器科学会が認める講習会に2回以上参加した単位が含まれていること。

 

 

資格承認団体

日本泌尿器科学会

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今日の看護クイズ 挑戦者272

78歳女性、持続する発熱と下腹部から臀部回りの痛みを訴え、老健施設より救急搬送にて来院しました。肋骨脊柱角叩打痛もあり、尿路感染症の診断で入院となりました。尿の培養は104CFU/mLであり、検鏡にてブドウ球菌様のGPCが認められ、3日後にブドウ球菌と確定しました。当初から抗菌薬としてVCMが開始とされていました。1週間以上抗菌薬を投与してもなかなか発熱も痛みも治まらず、腹部CTを撮影したところ、腸腰筋膿瘍であることが判明し、血液培養からはMRSAが検出され、臓器移行性も考えて抗菌薬をLZDに変更されました。解熱と炎症所見の改善がありましたが、投与2週間目に白血球と血小板が減少、また貧血傾向になりました。次のうち最も考えられることと行うべきことはどれでしょうか?

  • 1.白血球や血小板減少は、抗菌薬による骨髄抑制が原因と考えられるため、再度、VCMに変更するなど、他剤へ変更することを検討する。
  • 2.貧血傾向は、抗菌薬投与による腎機能障害から来る、腎性貧血であるため、医師と相談し、腎性貧血の治療を実施してもらう。
  • 3.LZDは臓器移行性が最も良いため、白血球減少や血小板減少、貧血に対し治療を行いながら使い続ける。
  • 4.解熱と炎症所見も改善していることから、抗菌薬を中止とし経過を見る。
今日のクイズに挑戦!