1. 看護roo!>
  2. 看護・ケア>
  3. 看護技術のなぜ?>
  4. 年齢によって呼吸数が異なるのはなぜ?

2019年03月02日

年齢によって呼吸数が異なるのはなぜ?

看護技術のなぜ?ガイドブック

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回は呼吸数に関するQ&Aです。

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

年齢によって呼吸数が異なるのはなぜ?

年齢により、1回の呼吸で換気できる量が異なるため、呼吸数も異なってきます。

新生児は体が小さいので酸素の消費量は少なくてすむのですが、肺が小さいために1回の換気量は約25mLと成人の20分の1に過ぎません。そのため、呼吸数を多くしないと、必要な酸素を取り込むことができないことになります。新生児の呼吸数は1分間に35~50回です。

成長するとともに気道が広くなり、肺胞の数も増えてきて、学童期を過ぎると成長が止まって一定化します。

しかし、1回の換気量はその後も増加を続け、それに伴って呼吸数は減ってきます。呼吸筋の発達と胸郭の発育によって1回の呼吸がより深くなり、呼吸法も変化するためと考えられます。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。/著作権所有(C)2016照林社

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

参考文献

著作権について

この連載

  • 激しい運動などで、呼吸が速く深くなるのはなぜ? [03/16up]

    『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。 今回は運動と呼吸に関するQ&Aです。 大川美千代 群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授   激しい運動などで、呼吸が速く深くなるのはなぜ? 運動をすること... [ 記事を読む ]

  • 男性は腹式、女性は胸式呼吸が多いのはなぜ? [03/09up]

    『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。 今回は男女の呼吸法に関するQ&Aです。 大川美千代 群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授   男性は腹式、女性は胸式呼吸が多いのはなぜ? 一般に、女性は腹... [ 記事を読む ]

  • 年齢によって呼吸数が異なるのはなぜ? [03/02up]

    『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。 今回は呼吸数に関するQ&Aです。 大川美千代 群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授   年齢によって呼吸数が異なるのはなぜ? 年齢により、1回の呼吸で換気でき...

  • 苦しい時、臥位より座位が呼吸が楽なのはなぜ? [02/23up]

    『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。 今回は呼吸姿勢に関するQ&Aです。 大川美千代 群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授   苦しい時、臥位より座位が楽なのはなぜ? 座位や半座位になると横隔膜が... [ 記事を読む ]

  • 正確に1分間測定するのはなぜ?|呼吸測定 [02/16up]

    『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。 今回は「呼吸測定の時間」に関するQ&Aです。 大川美千代 群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授   正確に1分間測定するのはなぜ? 普通、吸息(きゅうそく... [ 記事を読む ]

もっと見る

関連記事

いちおし記事

患者さんから“深い話”を打ち明けられたとき…。あなたならどう受け止める?

【マンガ】大切な人が死ぬとき~私の後悔を緩和ケアナースに相談してみた~(12) [ 記事を読む ]

点滴静脈内注射が血管外に漏れたら、どうなるの?

どんな症状が起こるか、どう対応すればよいか解説!観察ポイントがひと目でわかるイラストも紹介! [ 記事を読む ]

人気トピック

看護師みんなのアンケート

病院でお正月にちなんだ特別なことをした?

投票数:
1458
実施期間:
2020年01月03日 2020年01月24日

2020年の抱負教えて!

投票数:
1345
実施期間:
2020年01月07日 2020年01月28日

インフルエンザにかかったら、有休?欠勤?

投票数:
1273
実施期間:
2020年01月10日 2020年01月31日

あなたの病院で成功した画期的な「働き方改革」はある?

投票数:
1197
実施期間:
2020年01月12日 2020年02月02日

実録!? 私はこう太った!!!!

投票数:
1162
実施期間:
2020年01月14日 2020年02月04日

チェックしてる「勉強垢」ってある?

投票数:
659
実施期間:
2020年01月17日 2020年02月07日

あなたが作り出した「自分史上最低の料理」は?

投票数:
513
実施期間:
2020年01月21日 2020年02月11日
もっと見る

今日の看護クイズ 挑戦者2040

◆がん看護の問題◆Cさんは40歳代の営業職の仕事を行っている男性です。非小細胞肺がんと診断され、「今後も仕事を継続しながら治療を行いたい」と話しています。
Cさんの治療は、抗がん剤であるビノレルビン酒石酸塩+シスプラチン療法を行うことになりました。
今後、骨髄抑制の副作用が予測されるCさんに対してどのような説明が必要でしょうか?

  • 1.抗がん剤投与から1週間は特に貧血に注意して生活をしてもらう。
  • 2.治療期間中は感染を防ぐため、仕事を控えるように説明する。
  • 3.血小板の減少は抗がん剤投与後3週間程度で起こるが、その時期は、自分で気づきにくい内出血に注意するよう説明する。
  • 4.白血球は抗がん剤投与後7~14日程度で最低値となるため、特にこの期間は感染に注意が必要である。
今日のクイズに挑戦!