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2018年11月24日

体温測定時に、体温計を前方下から斜めに挿入し、保持するのはなぜ?|看護技術

看護技術のなぜ?ガイドブック

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回は「体温計の挿入」に関するQ&Aです。

体温計を前方下から斜めに挿入し、保持するのはなぜ?

腋窩部の皮膚温が最も高い部分に体温計を密着させるためです。大胸筋広背筋(こうはいきん)、上腕三頭筋、上腕二頭筋で囲まれ、腋窩動脈に近い部分が最も高く、大胸筋側のほうが広背筋側よりも高い値を示します。この部分に体温計の先端を当てて密着させるためには、前方下から後上方に向けて斜めに挿入します。

挿入角度は、老人や、るいそうの激しい患者は腋窩がくぼんでいるので鋭い角度にします。幼児や肥満気味の場合は、水平に近い状態で挿入します。

 

図1体温計の挿入角度

体温計の挿入角度

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典]『看護技術のなぜ?ガイドブック』(監修)大川美千代/2016年3月刊行

参考文献

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今日の看護クイズ 挑戦者4422

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  • 3.急性期における静脈栄養のエネルギーの投与量は、過剰栄養(overfeeding)の回避を念頭に決定されるべきである。
  • 4.静脈栄養を行う際は、どのような患者さんでも中心静脈より投与を行う。
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