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2018年05月19日

採血後、マッサージしてはいけないのはなぜ?

看護技術Q&A

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は採血後のマッサージに関するQ&Aです。

採血後、マッサージしてはいけないのはなぜ?

採血後の止血を助け、出血を防止するためです。

採血後にマッサージが不要なのは

一般に皮下および筋肉内注射を行なった後には、注射部位を軽くマッサージしますが、これは薬液の吸収を助けるためです。

しかし採血では薬液を注入するわけではないので、マッサージする必要はありません。逆にマッサージすると、採血で損傷を受けた血管壁からの出血を促進させてしまいます。

採血後は止血が確認されるまでは、注射部位をアルコール綿などで5分間ほど軽く押さえ、止血後も局所を刺激しないようにすべきです。採血以外の静脈内注射あるいは皮内注射でも、注射部位のマッサージを行なってはいけません。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典]『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』編著 江口正信/2015年3月刊行

根拠から学ぶ基礎看護技術

引用・参考文献

著作権について

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