1. 看護roo!>
  2. 看護・ケア>
  3. 根拠から学ぶ基礎看護技術>
  4. 輸血して3~6か月後に、感染症のスクリニーングをするのはなぜ?

2018年03月24日

輸血して3~6か月後に、感染症のスクリニーングをするのはなぜ?

看護技術Q&A

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は輸血による感染に関するQ&Aです。

江口正信
公立福生病院診療部部長

 

輸血して3~6か月後に、感染症のスクリニーングをするのはなぜ?

供血者がウインドウ期にある場合の輸血製剤による感染の有無をチェックするためです。

 

感染の有無の確認

血液製剤はその安全性の確保のため、感染源となるウイルスの有無などを厳重にチェックしたあと供給されていますが、供血者がウインドウ期にある場合の感染が問題となります。

ウインドウ期とは、感染しているが検査で陽性と判定されるまでの期間(すなわち感染していても検査結果としては陰性となってしまう期間)のことです。これらの血液製剤による感染のチェックのために、輸血前後でのB型肝炎ウイルスC型肝炎ウイルスおよびHIVヒト免疫不全ウイルス)関連の検査が必要となります。

輸血前1週間前後の検査や血清の保存が必要となり、これが陰性で輸血後3~6か月における検査で陽性であれば、輸血製剤による感染が考えられます。

 

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典] 『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』 (編著)江口正信/2015年3月刊行/ サイオ出版

参考文献

著作権について

この連載

もっと見る

関連記事

いちおし記事

点滴の留置針交換でモヤモヤ|看護師かげと白石の今週のモヤッと(8)

タイミングの違いに関する3年目ナースのお悩み。あなたの職場ではどんなルールがある? [ 記事を読む ]

認知症の患者さん「攻撃性がある」と感じたら?

事例をもとに対応のポイントを解説! [ 記事を読む ]

人気トピック

看護師みんなのアンケート

日常生活でうっかりつかってしまう専門用語ある?

投票数:
1367
実施期間:
2019年10月29日 2019年11月19日

人に言いたくなるキラキラ休日の過ごし方は?

投票数:
1266
実施期間:
2019年11月01日 2019年11月22日

尊敬する先輩ナースのエピソードある?

投票数:
1114
実施期間:
2019年11月05日 2019年11月26日

生まれ変わったら何になりたい?

投票数:
1089
実施期間:
2019年11月08日 2019年11月29日

看護師が選ぶ!キャラクター大賞!2019

投票数:
954
実施期間:
2019年11月12日 2019年12月03日

実は勘違いしていた医療用語ある?

投票数:
771
実施期間:
2019年11月15日 2019年12月06日
もっと見る

今日の看護クイズ 挑戦者7033

◆呼吸器の問題◆緊張性気胸には表れにくい身体所見はどれでしょうか?

  • 1.気管偏位
  • 2.奇異呼吸
  • 3.頸静脈怒張
  • 4.皮下気腫
今日のクイズに挑戦!