1. 看護roo!>
  2. 看護・ケア>
  3. 根拠から学ぶ基礎看護技術>
  4. 赤血球製剤は室温に戻さずに、できるだけ早く使用するようになったのはなぜ?

2018年03月10日

赤血球製剤は室温に戻さずに、できるだけ早く使用するようになったのはなぜ?

看護技術Q&A

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は赤血球製剤に関するQ&Aです。

赤血球製剤は室温に戻さずに、できるだけ早く使用するようになったのはなぜ?

赤血球製剤の温めすぎによって溶血などの変化が起こるためです。

〈目次〉

赤血球製剤の使用

前述(成分輸血が行われているのはなぜ?)のように赤血球濃厚液などの赤血球製剤は2~6℃での保存となっており、以前は低体温症の予防目的で、室温に戻して使用することが推奨されていましたが、温めすぎや室温放置などは溶血を起こす可能性があることや、接続部分の細菌汚染の危険が増すことなどから、現在では急速輸血時など以下の特殊な状況を除いて、出庫後は室温に戻さず使用されることになっています。

 

加温が必要となる場合

  1. 100mL/分を超える急速輸血 
  2. 30分以上にわたる50mL/分を超える成人の急速輸血 
  3. 新生児の交換輸血 
  4. 15mL/kg/時を超える小児の輸血 
  5. 重症寒冷自己免疫性溶血性貧血患者への輸血

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典]『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』編著 江口正信/2015年3月刊行

根拠から学ぶ基礎看護技術

引用・参考文献

著作権について

この連載

もっと見る

関連記事

いちおし記事

准看護師を選んだ理由で一番多いのは?

現状に不満は?将来像は?本音が集まりました。 [ 記事を読む ]

輸液中の空気、人体に入ってしまったらどうなるの?

ルート内に空気が入った場合、どれくらいまで大丈夫? [ 記事を読む ]

人気トピック

看護師みんなのアンケート

最近の新人教育の方針は?

投票数:
850
実施期間:
2018年09月04日 2018年09月25日

休憩時間とれてる?

投票数:
784
実施期間:
2018年09月11日 2018年10月02日

寿退職したい? したくない?

投票数:
646
実施期間:
2018年09月18日 2018年10月09日
もっと見る

今日の看護クイズ 挑戦者3499

診療報酬と介護報酬とが同時改定になるのは、何年に1度でしょうか?

  • 1.4年
  • 2.6年
  • 3.8年
  • 4.10年
今日のクイズに挑戦!