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2017年09月09日

転倒のリスクマネジメントが必要な薬はなんですか?

看護技術Q&A

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は転倒のリスクマネジメントが必要な薬に関するQ&Aです。

転倒のリスクマネジメントが必要な薬はなんですか?

抗不安薬、睡眠導入剤、抗精神薬、降圧剤、血糖降下薬などがあります。

 

転倒の原因とは

転倒に対する注意がとくに必要とされる薬には、抗不安薬、睡眠導入剤、抗精神薬、降圧剤、血糖降下薬などがあります。これらの薬剤の副作用としては、眠気、ふらつき、めまい、せん妄、注意力低下などの精神機能の低下や、筋緊張低下、脱力、血圧低下、視力低下などによる運動機能低下などがあり、とくに多剤の服用によってこれらのリスクは増強される傾向があります。

また高齢者や女性に多くみられる傾向もあり、これらに該当する患者に対しては、薬の副作用をよく理解し、注意深い観察が必要です。さらに副作用は急性発症あるいはやや遅れてみられることもあり、薬剤投与後は一定期間の観察が必要となります。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典]『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』編著 江口正信/2015年3月刊行

根拠から学ぶ基礎看護技術

引用・参考文献 / 著作権について

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