1. 看護roo!>
  2. 看護・ケア>
  3. 根拠から学ぶ基礎看護技術>
  4. 腹囲測定の時、仰臥位で膝を伸ばした体位をとるのはなぜ?

2016年12月17日

腹囲測定の時、仰臥位で膝を伸ばした体位をとるのはなぜ?

看護技術Q&A

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は腹囲測定に関するQ&Aです。

江口正信
公立福生病院診療部部長

 

腹囲測定の時、仰臥位で膝を伸ばした体位をとるのはなぜ?

膝の屈曲の度合いによって腹囲の測定値が変動するのを避けるためです。

 

〈目次〉

 

腹囲とは

腹囲は、仰臥位で膝を伸展した体位をとったときの、臍の位置の体軸に垂直な腹部周囲径です(図1)。

浮腫や腹水の状態など疾患の経過、および妊娠時の胎児の大きさや羊水の量など妊婦の健康状態と胎児の成長を判断する指標の1つです。

図1腹囲の測定

腹囲の測定

 

腹囲測定のポイントは

  1. 食事の影響を受けない早朝空腹時あるいは、食後2時間を経過した時間に測定する
  2. 巻尺は臍高を通る水平周囲に(身体を軸として水平になるように)巻き、臍高位を測定する
  3. 被測定者に自然な安楽な呼吸をさせ、呼吸時の終わりの示度を読む、あるいは呼気時と吸気時の中間を読み測定値とする

 

⇒〔看護技術Q&A一覧〕を見る


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典] 『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』 (編著)江口正信/2015年3月刊行/ サイオ出版

参考文献

著作権について

この連載

  • 入浴は食直前、食直後を避けたほうがよ いのはなぜ? [12/24up]

    『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。 今回は入浴と食物に関するQ&Aです。 江口正信 公立福生病院診療部部長   入浴は食直前、食直後を避けたほうがよいのはなぜ? 入浴により皮膚の血管は拡張... [ 記事を読む ]

  • 入浴の湯の温度は40~43℃が適当とされているのはなぜ? [12/20up]

    『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。 今回は入浴に関するQ&Aです。 江口正信 公立福生病院診療部部長   入浴の湯の温度は40~43℃が適当とされているのはなぜ? 一般的には、40~43℃... [ 記事を読む ]

  • 腹囲測定の時、仰臥位で膝を伸ばした体位をとるのはなぜ? [12/17up]

    『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。 今回は腹囲測定に関するQ&Aです。 江口正信 公立福生病院診療部部長   腹囲測定の時、仰臥位で膝を伸ばした体位をとるのはなぜ? 膝の屈曲の度合いによっ...

  • 体重測定は一定の時刻に行なうほうがよいのはなぜ? [12/13up]

    『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。 今回は体重測定に関するQ&Aです。 江口正信 公立福生病院診療部部長   体重測定は一定の時刻に行なうほうがよいのはなぜ? 体重は、摂食、排便、排尿およ... [ 記事を読む ]

  • 身長測定時、足先を30~40°開くのはなぜ? [12/10up]

    『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。 今回は身長測定に関するQ&Aです。 江口正信 公立福生病院診療部部長   身長測定時、足先を30~40°開くのはなぜ? 足先を閉じて立っているより安定し... [ 記事を読む ]

もっと見る

関連記事

いちおし記事

思い残し|マンガ・ぴんとこなーす【253】

看護師として働く中で、ナスさんが思うこと。 [ 記事を読む ]

「水泡音」ってどんな音?

肺炎患者さんの聴診音「水泡音」を実際に聞いて確認! [ 記事を読む ]

人気トピック

看護師みんなのアンケート

他の病院事情、一番知りたいことは?

投票数:
1418
実施期間:
2019年10月01日 2019年10月22日

「タピオカの次に流行ってほしい」って思うもの、ある?

投票数:
1293
実施期間:
2019年10月04日 2019年10月25日

参考書や解説書で見かけるけど、実はよくわかってない用語ってある?

投票数:
1173
実施期間:
2019年10月08日 2019年10月29日

「患者さんを怒らせてしまった言葉」ってある?

投票数:
1074
実施期間:
2019年10月11日 2019年11月01日

丸めたティッシュの中から意外なモノを見つけた経験ある?

投票数:
918
実施期間:
2019年10月15日 2019年11月05日

「私、失敗しないので」って言える得意な看護技術ある?

投票数:
703
実施期間:
2019年10月18日 2019年11月08日
もっと見る

今日の看護クイズ 挑戦者5470

◆高齢者の問題◆廃用症候群の予防的介入として、適切なものはどれでしょうか?

  • 1.お茶碗につがれたご飯が自力で食べにくい場合はおにぎりにするなど、患者さんに合わせた工夫をする。
  • 2.身体の安静のためにできるだけ長く尿道留置カテーテルを挿入しておく。
  • 3.患者さんから「なんとなく食欲がない」という訴えがあっても、一時的なものなので特別な対応はしない。
  • 4.患者さんから「動きたくない」と訴えがあれば、なるべくリハビリは行わないようにする。
今日のクイズに挑戦!