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2016年04月19日

熱が下がるとき、汗が出るのはなぜ?

看護技術Q&A

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は解熱時の発汗に関するQ&Aです。

熱が下がるとき、汗が出るのはなぜ?

体温調節中枢の調節レベルが、正常状態に戻ろうとして体温を下げるために、体熱の放射を促し発汗が起こるからです。

 

解熱とは

発熱物質の刺激がなんらかの理由で抑制されると、体温レベルが正常値に置き換えられることになります。体温調節中枢が調節しようとする温度レベルより、実際の温度が高すぎるため、血管を拡張して体熱を外へ逃がそうとします。それでも体熱が十分放散されないと発汗が起こり、しだいに体温が下がってきます(図1)。

図1体温調節中枢の調節レベル切り替えと体温曲線

体温調節中枢の調節レベル切り替えと体温曲線

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典]『新訂版根拠から学ぶ基礎看護技術』編著江口正信/2015年3月刊行

根拠から学ぶ基礎看護技術

引用・参考文献

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