ママナースに贈る!院内託児所?保育園?子どもの預け先の選び方

ママナースが仕事と育児を両立する上で欠かせないのが「子どもの預け先」。

多くの病院がママナースが安心して働けるようにと院内託児所を併設していますが、実際には保育園を利用している人も多いよう。

「託児所と保育園、どこが違うの?」「どうして託児所があるのに保育園に預けるの?」

今回はそんなママナースのために子どもの預け先選びの時にチェックしたいポイントと院内託児所と保育園、それぞれの違いをまとめました。

 

子どもの預け先のチェックポイント8つ

まずは、子どもの預け先を選ぶ上でチェックしたいポイントをおさえましょう。

 

・送迎のしやすさは?

毎日のことなので送り迎えのしやすさは重要です。家あるいは職場からの近さ、また車での送迎が可能かも確認しましょう。

 

・運営日・運営時間が自分の働き方とあっているか?

病棟勤務の場合、土・日・祝日や夜間帯にも預かってもらえるかは外せないポイントですね。

 

・給食かお弁当か?

毎日のお弁当作りは忙しいママナースにとって至難の業。給食だと栄養バランスも安心です。離乳食アレルギーにも対応してもらえるか確認しましょう。

 

・病気の時でも預かってもらえる?

0~1歳の頃は、発熱や下痢が頻発するもの。何度の熱で連絡がくるか、急に迎えに行けない場合、どこまで対応してもらえるのかを知っておくと安心です。

 

・広さや設備・周辺環境は?

保育室は子ども達が十分あそべるような広さがあるか。トイレは衛生的か。外遊びできるような園庭や遊具はあるか。園庭がない場合はお散歩の頻度やお散歩コースをチェックしましょう。

 

・何歳まで預かってもらえる?

保育所は一律で就学前まで預かってもらえますが、院内託児所は3歳までなど年齢制限がある場合も。その年齢になったらどうするかも合わせて考えましょう。

 

・行事やイベントの頻度や親の参加率は?

どんな託児所・保育園でも規模の違いこそあれ、子どもたちが喜ぶ季節ごとのイベントは大切にしているよう。ここでチェックしたいのは親が参加する行事の頻度です。あまりに回数が多いと、仕事に支障が出ることもあるので要注意です。

 

・職員数と子どもの数のバランスは?子どもたちの様子は?

職員1人で何人の子どもをみているかが保育の質の目安になります。そして、なんと言っても子どもたちが楽しく過ごしているのが一番。預け先を決めるときは子どもたちと保育師さんのコミュニケーションの様子を確認しましょう。

 

院内託児所と保育園の違いは?

上述のチェックポイントをふまえた上で、院内託児所と保育園の違いをまとめました。

 

「融通が効く」「夜勤できる」「安い」院内託児所

ひとくちに院内託児所といっても、時間や保育料・設備にもかなりバラツキがありますが、共通して言えるのは「職場の近くなので送り迎えが楽」という点でしょう。何かあればすぐ見に行けるので安心ですし、仕事が終わったらすぐに子どもに会えるというのも働く上でのモチベーションになりますね。

病院が運営しているので残業に対しても理解がありますし、子どもが病気の時にも預かってもらえたりとママナースが仕事に打ち込みやすい環境と言えます。

保育料も保育園と比較すると安くすむのも嬉しいポイントです。

 

“先の見えない残業の時でも、時間の融通が効くのがありがたい。”

 

“住んでいるエリアが保育園超激戦区なので、託児所にはすんなり入れて良かったです。”

 

“幼稚園の園バスが来るので便利!”

 

“日頃は保育園だけど、自分が夜勤の時や日曜・祝日だけ利用しています。”

 

その一方で、院内託児所ならではのデメリットを感じている人もいる様子。

 

“時間の融通がきくだけに、いつまでも残業させられるのがイヤ”

 

“親同士が同じ職場なので何かと気をつかう”

 

“親が休みの日は預けられないので、クラスのお友達が日替わりになってしまうのが子どもとってはどうなのかなぁと悩みます。”

 

注意したいのは「託児所が外部委託になってから、お迎え時間に厳しくなった」といったケース。院内託児所だからと言って必ずしも融通が効くとは限らないようです。実際の使い勝手はぜひ先輩ママナースに聞いてみましょう。

 

「お迎え時間に厳しい」「高い」、でも「子どもがのびのび遊べる」保育園

保育園の場合はどうでしょう?

先輩ママナースの声を聞くと、保育園の魅力はその規模の大きさによるところが多いようです。園庭をはじめとした各設備が整っていますし、職員や子どもの数も多いのでいつも活気にあふれ、運動会や発表会などのイベントの時はさらに大きな盛り上がりを見せます。

 

“同年齢の子たちと思い切り遊べるのが〇”

 

“家の近いママたちと顔見知りになれるので、何かあったときに安心。”

 

託児所と比較すると預けられる時間や曜日が限定している上に、保育料も高いので、仕事との両立という点では、ハードルが高くなりますが「広い場所で同年齢の子どもたちと思い切り遊ばせたい!」というママナースには、保育園の方が向いているかもしれません。

 

ただし、夜勤や残業、子どもの病気の時に協力してくれる旦那さまやご両親の存在が不可欠と言えそうです。

 

“子どもの熱が出るとすぐに電話がかかってきてお迎えにいかなければいけないので、職場での肩身が狭いです。”

 

“保育園の役員になると、月1~2回土曜日がつぶされる。”

 

“少しでもお迎え時間に遅れると、延長料金が請求されてしまう・・・”

 

 

以上、院内託児所と保育園の違いを見てきましたが、いかがでししたか?お勤め先の託児所の条件やお住まいのエリアの待機児童の状況によっても、選択肢は変わってきそうですね。

 

「出産はまだまだ先」と考えている方も、一度ご自身の病院の託児所について調べてみてはいかがでしょうか。

 

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