新人ナースの警戒レベル|マンガ・病院珍百景

新人ナースは先輩にもビクビクしているものですが…

タイトル:新人ナースの警戒レベル

ナースになり、病棟初日は病棟内のオリエンテーションでした。休憩室の見学をしていると先輩看護師に「どいて!邪魔!」と叱られてしまいました。

一瞬で私たちに恐怖心を植え付けた先輩看護師のAさん。新人ナースのうちで警戒レベル4とし、警戒することになりました。

先輩看護師のBさんは、「今日は私について見るだけだよね。なんでも聞いてね~。」とニコニコしていました。私は、『優しそうな人で良かった。』と警戒レベルは0と判断しました。

しばらく同行していると、Bさんは忙しいからかイライラしているようで、聞くな、話しかけるなというオーラをまとっていました。患者さんの測定に行ったときは、

目の前でカーテンを閉められ、Bさんは測定を始めてしまいました。『これは入るなってこと!?でも見ないといけないし…』と私はとまどいました。

他の日もBさんは、「あの子配薬間違えたんだよ。ペアやるとヒヤヒヤで本当やだ。」と失敗を陰口していました。

一方警戒レベル4だったAさんは、言い方はきついけど

裏表がなくコツをつかめば働きやすい。

半年経った今、新人ナースの「警戒レベル」は、初対面の印象は全くあてにならないと学んだのでした。

 


【著者】とげとげ。

 元看護師のイラストレーター。有名女性誌などで幅広く活躍しながら、2児の母としても絶賛奮闘中。

子育てエッセイマンガブログ『ママまっしぐら!』

http://www.togetoge.net/

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