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2019年03月22日

1年目、どうやって乗り越えた?|看護師のお悩みホンネ座談会【2】

看護師人生の中で一番つらいと言われる1年目。

そんな1年目をもうすぐ終える新人看護師と、2年目看護師が大集合。

1年目の乗り越え方や、2年目にむけてのアドバイスを教えてもらいました。

文/白石弓夏(看護師・ライター)

 

看護師のお悩みホンネ座談会

Vol.2 1年目、どうやって乗り越えた?

 

看護roo!サロンに参加した1〜2年目看護師の写真

(左から)

Aさん(1年目/ICU)

Bさん(1年目/混合)

Cさん(2年目/呼吸器・神経混合内科)

 

看護roo!サロンに参加した1〜2年目看護師の写真

(左から)

Dさん(1年目/混合)

Eさん(2年目/精神科)

Fさん(2年目/循環器・心臓血管・ICU)

 

毎日「辞めたい」と思っていた1年間

 

看護師のお悩み座談会の様子の写真

 

―― 1年目のみなさんは、この1年を振り返ってどうでしたか?

 

1年目看護師Bさんの顔写真

最近ようやく、できることが増えてきて、少し自信がついてきた気がします。

一番つらかったのは、受け持ちが始まった6月頃だったかな。

リーダーの先輩が怖くて、話しかけづらい→報告が遅れる→怒られる→さらに話しかけづらくなる…みたいな悪循環が続いていました。

「辞めたい」とまでは思わなかったけど、先輩の機嫌を伺いながら働くのはストレスで…

 

 

1年目看護師Dさんの顔写真

私は同期が7人いるのですが、最初はみんな同じスタートラインだったはずのに、できる人と遅れてる人の差がどんどん出できて焦りました。

あと、先輩の目が全部1年目に向けられてるのもつらくて…。

悪くないのに怒られたり、2~3年目の先輩がやっても怒られないようなことを怒られたりなど、理不尽に怒られた時はちょっとくじけそうになりましたね。

 

 

1年目看護師Aさんの顔写真

この1年間は、「辞めたい」と思って転職サイトを眺めては「今と条件的に変わらないんだろうな」と考え直し、また次の日も出勤する…みたいな気持ちの繰り返しでした。

辞めたくなるような出来事が特にあったわけでもないけど、ふとした時に「私が間違えたら人が死ぬんだよなぁ」と思って、命に直接関わらない仕事につきたいな…と。

 

 

―― 2年目のみなさんは、1年目の時に「辞めたい」と思ったことはありますか?

 

2年目看護師Cさんの顔写真

1年目の4〜6月頃が特につらくて、毎日「1年経ったら辞めよう」と思ってました。

一番の理由は先輩が怖かったからです。

何をやっても怒られ、ちょっとでもミスをすると「ちゃんと勉強してきた?」とすごく責められて…。

周りの同期がすごくできているように見えて、自分だけ遅れてる気がして焦ってました。

でも、怖かった先輩も、1年目にはあえて厳しくしていたのもあるのか、1年目の終わり頃には優しくなっていて。

それで、もう少し続けようかな、と思えるようになりました。

 

2年目看護師Eさんの顔写真

私も、1年目の時はいつでも辞めたいと思ってました。

病院独自のルールがわからなくてついていけなかったり、先輩が全員違うことを言っていて、どれを信じていいかわからなったり…。

あと、チームでの看護がなかなか慣れなくて、それに一番戸惑いましたね。

学生の頃は、看護計画を立てるのも記録を残すのも1人でやっていたから、チーム全体の動きに合わせて自分がその時にやるべき看護を変える、ということが難しくて…。

「周りをもっと見て」といつも言われてました。

 

2年目看護師Fさんの顔写真

「1年目は誰でも時間がかるから仕方ない」と今では思えるのですが、当時は、時間の使い方が下手だし、先輩と比べてケアにも時間がかかるしで、業務に追われてつらかったです。

患者さんにしてあげたいことがあっても、自分の業務時間内にできないのがジレンマで…。

最近は、「今日はこの看護に焦点を当てよう」と考えて、自分の勤務時間内でのバランスが取れるようになってきました。

 

1年目看護師Dさんの顔写真

私はまだバランスが取れてないです。

患者さんと関わるのが好きで看護師になったはずなのに、受け持ちや仕事や覚えることが増えて、一人の患者さんにかけられる時間が少なくて…。

「本当にこれが私のやりたかったことなのかな」と葛藤しています。

 

同期に支えられて少しずつ成長

 

看護師のお悩み座談会の様子の写真

 

―― つらい時期の支えになっていたものは何ですか?

 

1年目看護師Bさんの顔写真

やっぱり同期ですよね。お互いに愚痴を吐き出してスッキリしています。

同じようにつらい思いをしているのを聞くと、みんな同じだなと心が落ち着きます。

 

2年目看護師Fさんの顔写真

同期にも助けられたけど、先輩から「日頃の行いを見て、〇〇さんだからやらせてるんだよ」と声をかけてもらったことが嬉しかったです。

周りの評価は自分自身ではわからないので、先輩が言葉にしてくれた時に初めて「つらいこともいっぱいあったけど少しは成長できたのかな」と思えるようになりました。

 

―― この1年で自分なりに成長できたな、と感じる部分はありますか?

 

1年目看護師Aさんの顔写真

患者さんの訴えに気づくのが早くなった気がします。

最初は患者さんに「お前じゃだめだ。他の人呼んで来い」って言われることもあって、悲しいより先に申し訳ないという気持ちで過ごしてました。

今は「患者さんが今一番訴えたいことってなんだろう」と常に考えて、患者さんにアプローチするようにしています。

 

1年目看護師Dさんの顔写真

私はもともと焦りやすい性格で、ちょっとでもやることが重なると頭が真っ白になっていて…。

でも、最近はようやくタイムスケジュールや優先順位を考えられるようになり、少し焦らなくなりました。

 

2年目からは先輩の目が離れて質問しづらくなる

 

看護師のお悩み座談会の様子の写真

 

―― 2年目になるにあたって、不安なことはありますか?

 

1年目看護師Bさんの顔写真

2年目になると、先輩の目が離れてしまうのが不安です。

自分から先輩に発信してかなきゃいけないけど、積極的に言えるかな…という不安が…。

 

1年目看護師Aさんの顔写真

私も同じ気持ちです。

間違っていても誰にも指摘してもらえず、次の勤務まで気づかないこともあるかも、と考えるとちょっと怖いですよね。

 

―― 2年目を経験した先輩から、新しく2年目を迎える後輩へアドバイスはありますか?

 

2年目看護師Eさんの顔写真

わからないことはすぐに聞いた方が良いです。

2年目になると、本当に先輩の目が離れるので、だんだん聞きづらくなります。

年次を重ねるごとにますます聞きづらくなるので、今のうちにたくさん質問してください。

 

2年目看護師Fさんの顔写真

これまで、先輩の目があったからこそ防げたインシデントもたくさんあったんだとわかります。

あと、少し仕事が慣れると、少しなあなあになってしまうので気をつけてください。

私も、もうすぐ3年目で自分が教える立場になるので、改めて気を引き締めないといけないなと思っています。

 

 

 

1〜4年目ナースが集まる『看護roo!サロン』

『看護roo!サロン』は、さまざまな病院で働く看護師さんが集まり、同年代だからこそ共有できる思いや悩みを語り合うコミュニティーサロンです。

同じような悩みを持つ看護師さんと知り合うきっかけとして、参加してみませんか?

 

詳しくはコチラ

看護roo!サロンのタイトルイラスト

 

 

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  • 1.夜間に十分な睡眠ができるように長時間作用型の睡眠薬を投与する。
  • 2.ベッドから立ち上がる際は、オーバーテーブルにつかまって立ち上がるよう指導する。
  • 3.夜間は一人で動くと危ないので身体抑制を行ってもよいか、本人とご家族に尋ねる。
  • 4.患者さんの排泄パターンを観察し、トイレに誘導する。
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