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2019年02月22日

看護の現場で嬉し泣きしたことある?|看護師の本音アンケート

看護roo!が「看護の現場で嬉し泣きしたことがある?」というアンケートを実施したところ、約3割の看護師が「ある」と回答。

忙しい現場では「看護師である」ことを優先し、感情を出すのが難しい場合もあるかもしれません。

 

とはいえ、やっぱり「看護師やっててよかった…」と思えるような場面は誰にでもあるものではないでしょうか。

今回は、アンケートに寄せられたコメントの中から、印象的な嬉し泣きエピソードを5つご紹介します。

【ライター:白石弓夏(看護師)】

看護の現場で嬉し泣きしたことある?のアンケート結果。ある:350票(35%)、ない:623票(62%)、その他:20票(2%)。

 

 

[エピソード1]懸命に声をかけ続けた結果…

寝たきりで話さなかった患者さんが、半年後に返答できるようになり、家族と喜んでいる姿を見て涙をこらえる看護師のイラスト。

 

  • 寝たきりの話さない方に言葉がけを続け、半年後に返答してくれるようになった。家族が何年かぶりに声が聞けたと喜んでいたのを見て、嬉し涙が出た。(ここもねさん)

 

長い経過を共にして、良くなった姿を間近で見られるのは看護の醍醐味のひとつです。

目に見えて、すぐに結果が出るものばかりが看護ではありません。

 

ここもねさんが、諦めずに声をかけ続けた結果が、家族の喜びにもつながったんですね。

 

 

[エピソード2]退院時に思いがけず涙した患者さんの姿に…

退院する患者さんの泣き顔にもらい泣きをしながら見送る看護師のイラスト。

 

  • 90代のおじいちゃんに、「長生きの秘訣は?」と聞いたら「くよくよしないこと」と教えてもらった。そのおじいちゃんがリハ病院へ転院する日。みんなで笑顔で見送った際、おじいちゃんが泣いてしまった時。退院して1歩前進した嬉しさと、おじいちゃんの泣き顔にもらい泣きしてしまった。(すうやんさん)

 

経過が良好で退院となった患者さんのお見送りは喜ばしいこと。

普段から前向きな患者さんが、思いがけず見せた涙に心打たれる気持ち、とてもよくわかります。

 

明日からもう会えなくなるので、患者さんが寂しく思ってくれているかもしれず、その気持ちも嬉しいですよね。

 

 

[エピソード3]患者さんの回復を身近で感じられる幸せ…

「一人で歩けるようになった」と嬉しそうに報告してくれた患者さんを見てうれし泣きする看護師のイラスト。

 

  • できなかったことができるようになったと泣きながら報告を受けた時。(INOさん)

 

患者さんのつらいリハビリや入院生活を支えるのも看護師の仕事。

身近で見ているからこそ、患者さんの「できること」が増えたとき、とっても嬉しいですよね。

 

しかも、他のスタッフからではなく、本人から直接伝えてもらえたのは、日頃の関係性も良好な証し。

看護師として幸せなことだと思います。

 

 

[エピソード4]ご家族に託してくれたプレゼント

意識不明の患者の娘さんから患者さんとの思い出の写真とハンカチを受け取り、涙をおとす看護師のイラスト。

 

  • がんの終末期で意識不明だった患者さんの娘さんから、「母がねねさんにって」と。以前患者さんご本人が撮ってくれていた私の写真と、ハンカチをクリスマスにいただいた時。リネン室に駆け込んでボロボロ涙を流して泣きました。(ねねさん)

 

クリスマスに患者さんからのプレゼント…。

娘さんに託してくれたプレゼントから患者さんの思いがたくさん伝わってきたのではないでしょうか。

看護師として、自分がやってきたことが間違っていなかったと思える瞬間…素敵です。

 

 

[エピソード5]手から気持ちが伝わって…

看護師に背中をさすってもらい、嬉しそうにする終末期の患者さんとそれを見守る家族のイラスト

 

  • 初めての終末期の患者さんを受け持ちして、家族から「背中を撫でてもらってる時が一番幸せそうでした」と言われた時。(さくらさん)

 

終末期の患者さんを前にすると「自分は無力だ」と感じることもあるかもしれません。

でも、思いやりやいたわりの気持ちを込めた優しい手によって、できる看護はたくさんあります。

 

さくらさんのエピソードを読んで「これらの気持ちを忘れてはいけない」と思わせてもらいました。

 

 

看護のいいところを噛みしめながら

看護師としてつらいこと、悔しいことが、日々たくさん起こると思います。

忙しくて感情が擦り切れてしまうこともあるかもしれません。

 

つらいところだけに目がいきがちですが、日々の患者さんとのやりとりを一つひとつ噛みしめながら、「嬉しい」気持ちも大切にしていきたいですね。

 

ライター/白石弓夏(看護師)

イラスト/オゼキイサム(HP)

編集/坂本綾子(看護roo!編集部)

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今日の看護クイズ 挑戦者2662

以下の患者さんを、PAT法を使ってトリアージをした場合、適切な評価はどれでしょうか?
50代の女性。呼吸回数24回/分。血圧80/40mmHg。脈拍120回/分。
橈骨動脈微弱で末梢冷感あり。声かけに容易に反応あり。『お腹が痛い』と話している。
右上腹部打撲痕および、右腹部圧痛あり。

  • 1.生理学的評価では循環に異常があるため、カテゴリーは赤。解剖学的評価は腹部圧痛、右上腹部打撲痕があることから、カテゴリーは赤となる。
  • 2.意識レベルは低下していないため、生理学的評価ではカテゴリーは黄。解剖学的評価は、右上腹部に打撲痕があるため、カテゴリーは黄となる。
  • 3.橈骨動脈微弱のため、生理学的評価ではカテゴリーは赤。解剖学的評価は、右上腹部打撲痕があることから、カテゴリーは黄となる。
  • 4.呼吸回数24回/分、意識レベル清明で生理学的評価は黄色のため、最終的な優先順位のカテゴリーは黄となる。
今日のクイズに挑戦!