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2018年05月02日

ファストドクターは看護師の味方!?話題の医師を取材したら、予想以上にハイスペックな往診だった

午後7時―。

「あーー。熱上がってきちゃった。もうこれダメ、動けない。病院なんて行ける感じじゃないよ~。

明日日勤だけど、シフト変更大丈夫かな、どうしよう…」

 

そんなとき!ファストドクター(FastDoctor)が忙しく働くナースの味方になってくれます。

【ライター:白石弓夏(看護師)】

 

 

「ファストドクター」は自宅にいながら診察が受けられるサービス

ファストドクターは、自宅にいながら保険適用内で診察・検査・処方が受けられる新しい医療サービスです。

 

FastDOCTORに関する医療サービスの説明写真

 

最短30分で医師が自宅に到着して診察します。

採血検査・レントゲン検査、ケガにも対応。

処方薬は約70種類。365日往診可能です。

 

・診療エリアは東京(23区)と多摩エリア一部、千葉・埼玉の一部

・診療科は内科、外科、小児科、整形外科

・診療時間は月~金(20:00~24:00)、土・日・祝(16:00~24:00)

 

また、「受診が必要か」等について、医療相談も受け付けてくれます。

 

 

想像以上にハイスペックな往診

驚きなのは、往診が想像以上にハイスペックなこと。

 

レントゲン機器のモニター写真

 

往診バッグはスーツケース!

こんなに沢山の物品が入っています。

 

 

処方薬は70種類以上!

その場で薬を受け取れるのも、嬉しいところです。

 

 

 

往診の流れ

・電話かWEBフォームから往診依頼。オペレーターが往診時間・担当医師など詳細を伝えます。

・医師が自宅へ訪問。

・診察内容に応じて、その場で数日分のお薬(鎮痛剤や解熱剤など)をお渡し。

・現地でお支払い(現金、後払いに対応)。 健康保険診療費+交通費一律1,400円の請求。

・処方薬の受け取り(症状に応じて、処方箋ももらえる)

 

 

夜間の緊急入院も減らしてくれる可能性

「休みたくても休めない」看護師にとって、ファストドクターは強い味方になってくれます。

それだけでなく、夜間の緊急入院の負担も減らしてくれる可能性が。

 

実際に看護師として働いていて、重症・緊急性のない夜間入院の経験ってありませんか?

私の経験上、小児科で救急外来が一番混むのは夜間の時間帯です。

夜になるにつれて熱が上がったり、咳がひどくなって寝つきが悪くなったりするからです。

 

小さな子どもは、病院やクリニックで、インフルエンザなどのウイルスもらってきてしまう可能性があるので、往診だとそのリスクがないということも嬉しいポイント!

 

子どもが薬を飲めなくて夜間入院。

腰痛悪化で帰れないから一日だけ入院とか。

 

そのために、入院オリエンテーション、検査・処置、カルテ作成や指示受けなどなど…。

せめて、昼間に来てくれよ…っていう経験、みなさんもありませんか?

そんな看護師のつらさも軽減してくれるかもしれません。

 

FastDOCTOR 診察部屋の写真

ファストドクターは、夜間外来の診療所も開設しています。

 

 

立ち上げの理念

ファストドクターの事業を立ち上げたのは、高度急性期の病院に軽症の患者さんが多い現状を憂いてだそうです。

 

代表の菊池亮医師(整形外科・内科)は、こう語ります。

 

 

「大学病院に勤務していた当時、重症患者を受け入れるはずの病院に、夜間救急受診される軽症の患者さんが多かったんですよね。

患者さんの立場で考えれば、夜間に症状が出ると不安になり、軽症か重症か判断がつかずにとりあえず受診してしまう状況はよくわかります。

しかし、夜間でも開いているところ、つまり大きな病院に患者さんが集中してしまう現状があります」

 

 

ファストドクターのようなサービスが普及していくと、夜間受診の待ち時間や再受診、患者さん自身のストレスも減り、軽症患者の救急搬送や受診など、夜間の医療機関への負担が減ることが考えられます。

 

「軽症患者の救急受診を抑えるといっても、国が動いても変わるものではないという実感があります。

そこで、民間の立場で、患者さん目線になってできることを、社会貢献の一旦としてやろう、とファストドクターのサービスを提供しています」

 

 

 

運営の現状

このサービスに賛同して勤務している非常勤医師は常時60~70名。

菊池医師は、こう語ります。

 

「忙しい中での勤務にはなりますが、患者さんに『こんなサービスがあるんですね!自宅にいながら受けられるなんて知らなかったです!』という言葉をかけてもらいました。

実際の現場に出ているからこそ、患者さんからもらえる言葉が、医師たちの励みになっているのだと感じます」

 

常勤として大学病院で働きながらなので、ほとんど休みはなく…。

保険適用で行っているため、利益はほとんどありません。

 

医師たちの努力で成り立る状態が打開され、忙しい看護師はじめ、多くの人にこのサービスが届くことを願います。

 


【施設紹介】

ファストドクター(FastDoctor)

・診療エリアは東京(23区)、千葉、埼玉

・診療科は内科、外科、小児科、整形外科

・診療時間は月~金(20:00~24:00)、土・日・祝(16:00~24:00)

Fast DOCTOR ホームページはこちら

 

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コメント一覧(2)

2あずみ2018年05月02日 16時37分

キッズドクター っていうアプリもここがやってるの!?すごいいいサービス。早く神奈川も!

1匿名2018年05月02日 09時21分

良い世の中!

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今日の看護クイズ 挑戦者453

◆皮膚ケアの問題◆80歳代男性Aさん。右大腿骨頸部骨折のため入院となりました。観血的整復固定術が行われ、現在のADLは、体動はゆっくりではありますが、介助があれば車いすへの移動が可能です。ベッド上での自力での体位変換は不十分な状態です。Aさんの褥瘡予防ケアについて、適正なケアはどれでしょうか?

  • 1.手術後よりリスクアセスメント・スケールを用いて、褥瘡の評価を行った。
  • 2.現在もベッド上での自力での体位変換が不十分なため、体圧分散寝具の使用や体位変換介助を継続した。
  • 3.車いすに乗るときは、円座(ドーナッツ状クッション)を使用するよう伝えた。
  • 4.仙骨部などの骨突出部にマッサージを行った。
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