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2017年06月30日

「選手の成績に貢献できることが喜び」トップアスリートをケアする看護師【後編】

トップアスリートをケアするナース後編

トップアスリートをケアする看護師の仕事内容とは?

先崎さんにJISSで勤務することになった理由を聞きました。その答えは「スポーツが好きだから」

元々は病院勤務だった先崎さんはスポーツ好きもあり、JISSに興味を持ちます。

しかし、求人がない!!あきらめきれず、待つこと3年…

念願のJISSメディカルセンタースポーツクリニックに就職しました!メディカルチェックにやってくる選手は動きも機敏!

気をつけていることと言えば、手を使うスポーツは利き手が命なので、採血は利き手ではやらないということ。

解剖生理はもちろんのこと、競技特有の体の使い方やケガもあるのでスポーツについても勉強します。

そして何より、選手との距離感を大切にしています。

自分のことをよく理解してコントロールできる選手もいれば、そうではない10代の選手には時にはガミガミ言うこともあります。

でも残念ながらスポーツの現場ではナースはいなくてもドクターがいれば何とかなるんですよ、という先崎さん。

「ナースの強みって何だろう」と考えたそうです。選手が頼れる環境づくりやスタッフとの連携をスムーズにすること、選手が必要としていることを拾い上げて助け舟を出すことだと考えたそうです。

そのうちに、医師にしか話さなかった選手に声をかけられたり、相談されたりするようになったそうです。

そして2010年、オリンピックに先駆け、アジア競技大会で『灰パフォーマンスサポートセンター』が設置され、メディカルスタッフとしてナースが始めて配属に!

ハイパフォーマンスサポートセンター:当時の名称は「マルチサポート・ハウス」。

現地でもナースの力は発揮されましたが、中には大きな大会では試合に集中しているため普段と違う態度の選手もいます。そのときは選手の視界に入らないようにコソコソするそうです。

「視界に入らない看護」…!と驚くと、あくまでも「アスリートファースト」。選手にとっていちばん良い関わり方を目指しますという先崎さん。

看護って「これが看護」って目に見えるものではないから理解してもらいづらいけど、だからこそいろんな「手段」が「看護」になるし「無限の可能性」があるなとおもいました!

選手が嬉しそうに結果を報告しに来てくれるときは最高に幸せですよという先崎さん

どんな場所にも輝く「ナースの力」。スポーツの世界に光る力が、より一層輝き広がっていきますように!

【取材・マンガ】明(みん)

看護師・漫画家。沖縄県出身。大学卒業後、看護師の仕事の傍らマンガを描き始める。異世界の医療をファンタジックに描いたマンガ『LICHT-リヒト』1~3巻(小学館クリエイティブ)が好評発売中。趣味は合気道。

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今日の看護クイズ 挑戦者806

◆がん看護の問題◆Cさんは40歳代の営業職の仕事を行っている男性です。非小細胞肺がんと診断され、「今後も仕事を継続しながら治療を行いたい」と話しています。
Cさんの治療は、抗がん剤であるビノレルビン酒石酸塩+シスプラチン療法を行うことになりました。
今後、骨髄抑制の副作用が予測されるCさんに対してどのような説明が必要でしょうか?

  • 1.抗がん剤投与から1週間は特に貧血に注意して生活をしてもらう。
  • 2.治療期間中は感染を防ぐため、仕事を控えるように説明する。
  • 3.血小板の減少は抗がん剤投与後3週間程度で起こるが、その時期は、自分で気づきにくい内出血に注意するよう説明する。
  • 4.白血球は抗がん剤投与後7~14日程度で最低値となるため、特にこの期間は感染に注意が必要である。
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