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2017年04月12日

ドラマ以上にドラマチック!救急外来は人の生きざまが見える現場(前編)|ナースに会ってきた【6】

今回お会いしたのは、救急外来で働くベテランナース皐月さん。
やりがいは「回復した患者さんが歩いている姿を見れること」と語る、その背景は?

『ナースに会ってきた』

 

vol.6 ドラマ以上にドラマチック!救急外来は人の生きざまが見える現場(前編)

救急外来に15年携わるベテランナースの皐月さん(40代)。今回は皐月さんの救急に対する思いをお聞きします。救急にはこんなイメージがあります。1、スピーディ。2、本物の患者さん(救急で診るべき重症な人)を見落とさないようにするのが大変そう。3、患者さんとのコミュニケーションが少なそう(振り分ける導入部だから)。実際はどういうところがやりがいでしょうか?やってて良かったことと、印象に残っていることを伺いました。

印象に残っていること。「赤ちゃんが赤ちゃんになる瞬間」妊婦の方で救急車で病院に着いた途端、赤ちゃんが羊膜ごと出て生まれてしまったことがあります。空豆みたいな形の半透明の膜に赤ちゃんが丸まって入っているんです。産科の先生すら診たことがない状況に、みんな一瞬固まりました。産科の先生が羊膜から出し、小児科の先生が刺激したら、生まれて初めて空気を吸って…

青紫だった赤ちゃんがぶぁーっと赤くなったんです。「赤」ちゃん…本当に「赤ちゃん」なんだ!と感動しました。普通では死んでしまうような人が息を吹き返し歩いているというのを見るのは病棟で「ありがとう」といわれるよりやりがいがあります。確かに普通に生きていたら立ち会えない尊い瞬間です。そこで次の質問をしました。不謹慎かもしれないですけど…そういう体験をした後って「やりきった感」はありませんか?緊張感とスリルがたまらないというか、と聞くと「あります!ちょっとアドレナリンが出たほうが楽しいです。基本的にそういうのがすきなんですよね。だから救急をやってられるんだとおもいます」と答えてくれました。

ー次週、【後編】に続きます。救急外来で交錯する人間ドラマをお楽しみに!

 


【著者プロフィール】

水谷緑(みずたに・みどり)

水谷緑

著書は「コミュ障は治らなくても大丈夫」(吉田尚記、水谷緑)「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」(KADOKAWA) 他。小学館「いぬまみれ」にて犬漫画「ワンジェーシー」連載。

HP:http://mizutanimidori.com/

 

○●新刊情報●○ 2017/04/12発売!
『精神科ナースになったわけ 』(コミックエッセイの森)

精神科ナースになったわけ

人はなぜ心を病むんだろう
普通のOLだった太田良枝は、肉親の死による悲しみで、心のコントロールが利かなくなってしまった経験から心の病に興味を持つようになり、精神科の看護師になることを決意。
ー精神科のリアルな現場を新人看護師の目線で描くコミックエッセイ

 

 

○●『じたばたナース』が本になりました!●○

2年間の連載に加えて、50P以上の描きおろし&「腐女医」さーたりさんからの寄稿を含むオリジナルコラムも掲載しました。

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『じたばたナース 4年目看護師の奮闘日記』(KADOKAWA)

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コメント一覧(4)

4匿名2017年04月16日 22時36分

救急は凄いです。

3匿名2017年04月16日 20時42分

生命の誕生っていいですね。

2匿名2017年04月13日 22時01分

幸帽児だっけな。コウノドリでやってたね。
赤ちゃんかわええ。

1匿名2017年04月13日 12時46分

救外スゴいなー!

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既往に胃潰瘍、高血圧があり内服治療している65歳男性のAさん。右腎ガンに対し、腎部分切除術施行を行い、後腹膜にドレーン1本、右内頸静脈に中心静脈カテーテル、尿管カテーテルが留置された状態で帰室しました。
術後、シバリングが出現したため、電気毛布で保温しています。点滴はソルデム®1(500mL)80mL/H、フェンタニル®(0.5㎎)1A+生理食塩水40mlをシリンジポンプで2mL/H(2~5mL/Hで調節可)、硬膜外麻酔として0.2%アナペイン®4mL/Hで管理しています。
術後1時間経過したところで患者さんから「暑くなってきました。痛みも出てきて辛いです」と訴えがありました。術直後と1時間後のバイタル測定値は以下の通りです。経験値が浅いスタッフより、疼痛コントロールについての相談がありました。最も正しいアドバイスは次のうちどれでしょうか?

  • 1.疼痛の原因を探るため、ドレーン排液の性状・量、尿量、下腹部の状態を確認し、すぐ医師へ報告するように指導した。
  • 2.疼痛コントロールが優先であるため、条件付き指示にあるロピオン®1Aをゆっくり静脈内注射するように指導した。
  • 3.疼痛コントロールと解熱目的で条件付き指示にあるボルタレン®25㎎1個直腸内投与するように指導した。
  • 4.ドレーン排液の性状・量、尿量、下腹部の状態を確認した後、フェンタニル®持続投与を2mL/Hから3mL/Hへ増量し、経過観察するよう指導した。
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