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2016年12月20日

看護師が医師にはなりたくない4つの理由

ご存じの通り、看護師と医師とでは同じ医療系の資格ですが、専門的に異なります。医師に出来て看護師にできないことは多くありますが、反対に看護師にはできて、医師にはできないことも多くあるのです。

 

そこで今回は米国の看護師向けサイト「ナースズ・ラブズ・ドット・コム」で紹介された「看護師が医師にはなりたくない4つの理由」を紹介しましょう。

 

 

1.医師は、患者さんと質の高い時間を過ごせない

医師は、多くの患者さんを治療しなくてはなりません。このため、患者さん1人ひとりに接する時間は少なくなります。一方看護師は、勤務時間のうち大部分で患者さんと向き合うことができるので、医師には難しいところまで患者さんのことを知ることができるのです。

 

看護師は患者さんの必要なときに文字通り寄り添い、時には慰め、また励ますことができます。より多くの時間をかけて、検査の説明をしたり、教育をしたりすることだってできるんです。患者さんをよく知ることで、より力になることができますね。

 

2.医師は、患者さんよりも疾患に注目

医師は日々、その職務に従い、多くの患者さんの命を救っています。それでも、数多くの患者さんが存在し、より多くの医師を必要としています。病院での医師は数限りない仕事を抱えており、患者さんのすべてのケアをする余裕はありません。しかし、実際のところ、患者さんは身体の治療だけでなく、精神面や心情面でのケアも必要としているのです。

 

そこで看護師の登場です。看護師は患者さんの気持ちをくみ取り、困難な状況に直面したときに乗り越える手助けができます。私たちは疾患を扱うのではなく、患者さんに接しています。そのため患者さんの体だけでなく、精神面やスピリチュアルな面にまで介入可能なのです。

 

3.医師は、責任が重い

確かに、看護師には患者さんの人生を左右するような責任を負うこともあるでしょう。患者さんの容態の善し悪しをチェックする義務や、医師の命により与薬や治療を開始することはあります。

 

しかし、医師の責任のレベルとは比較になりません。医師は、あらゆる場面で医療的な判断を下し、実行に移さなければなりません。患者さんの命や今後は医師の判断にゆだねられています。

 

4.医師は、悪い結果を伝える義務がある

看護師は、患者さんに悪い結果を伝えることはありません。検査結果を既に知っていたとしても、看護師の口から患者さんに伝えることがあってはなりません。これは医師の業務だからです。

 

看護師の仕事は、患者さんが医師から悪い結果を伝えられた後、癒しそして励ますこと。また、患者さんやご家族が医師の言ったことを正しく理解しているか、どんな反応なのか観察力が求められます。時には補足したり、必要があると判断したら、もう一度医師に病状説明をお願いしたりすることもあります。患者さんの側で気持ちに寄り添い、時には言葉のないボディタッチでケアをすることも。

 

看護師は、患者さんを心からケアするプロ

専門性の違いから、看護師は患者さんと過ごせる時間も多く、質の高い、ナイーブなところまでケアができます。それに対し医師はまず第一に疾患に注目し回復に向け治療を続けることで、責任も重大です。命を左右するだけに、判断を下すのは相当なストレスもあるでしょう。

 

医師と看護師は専門性が根本的に異なり、優劣をつけるものではありません。医師が治療に専念できるよう、看護師はしっかりバックアップ体制をとりましょう。体だけでなく、心のケアもできる看護師と治療に専念する医師のコンビは鬼に金棒です。看護師自身が自信を持って勤めるためにもこうした違いを改めて振り返ることは大切ですね。

 

(文):バックレー麻友香

(参考):4 Reasons Why Nurses Don’t Want to be Doctors(nurselabs.com)
 

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コメント一覧(6)

6ナースマン2019年01月03日 00時58分

んーなりたくないというか、なれる学力も医師の仕事をする自信もないの間違いじゃないかな

5nurse2016年12月29日 16時51分

共感します

4匿名2016年12月22日 18時43分

看護師が医師になりたくない??いやいや、始めから考えたことがないです。ここの記事って変なこじつけが多くて毎度ビックリします❗️

3匿名2016年12月21日 21時22分

アメリカの事情は知らないけど、日本では根本的に学力が違うからで『なりたくない理由』って成り立たないと思う。ストレートで医師になるためには小学生から猛勉強しないと。

2匿名2016年12月20日 15時19分

日勤→当直→外来と余裕で24時間を超える勤務をされているうちのDrたち
すごいと思うけどなりたくはない

1匿名2016年12月20日 07時36分

責任負うのは勘弁。

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  • 1.「照射赤血球濃厚液(RCC)」は温度管理が不適切になると、機能低下が生じるため、冷凍した保冷剤を入れた保冷搬送容器を用いて搬送した。
  • 2.「照射赤血球濃厚液(RCC)」と「新鮮凍結血漿(FFP)」を1つの保冷搬送容器に梱包して丁寧に搬送した。
  • 3.「新鮮凍結血漿(FFP)」は、温度管理が不適切になると、機能低下が生じるため、保冷剤を入れた保冷搬送容器で搬送した。
  • 4.病棟では、「照射赤血球濃厚液(RCC)」は一般用冷蔵庫へ、「新鮮凍結血漿(FFP)」は一般用冷凍庫へ分けて収納した。
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