備えあれば憂いなし! 円満退職テクニック【退職理由編】

3つのポイントを交えて紹介した「円満退職のテクニック【交渉編】」。
その中でもご紹介していますが、退職理由は交渉の行方を左右する重要なカギとなります。そこで今回は、円満退職を成功させたセンパイたちの“テッパンの退職理由”をご紹介!

直球勝負からちょっとずる賢い言い方まで、伝え方には色々と工夫があるよう。気持ちよく退職交渉を進めるために、万が一のとき、参考になるかも!?


 

円満退職ステップ【2】私のテッパン「退職理由」

看護師専用Webマガジン ステキナース研究所 | 退職交渉テクニック【2】退職理由編

 

実家のお店を手伝うことになりました

東京都・40代Oさん


 

過去に5回転職した経験を持つOさんはいわば退職のベテラン。そんなOさん曰く、「ハッキリ言って、忙しさや体調不良といった個人的な理由だけだと、(交渉相手に)言いくるめられる可能性があります!」とズバリ。

 

感情論も、話がこじれたり、揚げ足をとられるので絶対に避けるべき。私は『父が年でお店を引退することになり、旦那が後を継ぐことになった。その手伝いをしなければいけないから、看護師との両立は難しいんです』と話しました。 

もちろん、お店のことは本当ですが、私は別の病院で働くつもり…。でも、こういう説明なら、後でもし前の職場に働いていることがバレても、お店を手伝わなくてもよくなったから復帰したと言えばいいので、カドが立たないんです」



なんてスキのない理由なんでしょう…。思わずアッパレと声を出しそうになりますが、あくまでこれは個人の話。同じ話でも、伝え方によって相手が納得しやすくなるものです。もしものときは、ちゃんと自分の退職理由を明確にして交渉してくださいね。

 

違う科目に行きたいんです

神奈川県・Uさん

 

「いろいろ考えたのですが、緊張しちゃって最終的に転職理由として説明したのは『外科に行きたい』という、超ストレートな内容でした」と話すUさん。

 

「私がいた病院には脳外科がなかったので、師長さんも引き止めることができなかったみたい。『それなら仕方ないね…。頑張ってね』と、あっさり引き下がってくれました。でも、違う病院の友達に話したら、『ウチだったら、そんな理由じゃ通用しないかも』と一言。私は、ラッキーだったのかも…」


 

繰り返しになりますが、病院や科によって状況はさまざま。同じ理由でも、承諾してくれるところもあれば納得してくれないところもあります。
まずは、自分の上司である看護師長さんや看護部長さんの性格や考え方を分析するのが得策でしょう。



 

最後に、何より大切なのが「辞めるという強い意思」
なかには引き止めが長引いたり、キツイ言葉を浴びせられたりと、精神的にもつらくなっていきますし、「給料アップするから」「夜勤なくすから」など、甘い言葉で誘われることもしばしば。
どんな流れになっても「辞めます。もう決めたことなので」とぶれずに言えるよう、自分の考えをクリアにしておきましょう。

もしそこで少しでも迷うようなら、今の環境でもう少し頑張ることをもう一度考えてもいいかもしれませんね。

【看護roo!編集部】

 


【円満退職テクニック 他の記事】

Vol.1 退職交渉編

Vol.2 退職理由編

Vol.3 引き止め対策

 

 

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