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2015年10月17日

オーストラリアの「男性助産師」 その挑戦と苦労がすごい

日本では現在、助産師は女性しかなることができません。しかし、オーストラリアには、女性たちのなかで揉まれながらも助産師として働いている男性、ジーン・ラウリラさんがいます。彼が助産師を目指したきっかけ、そしてその挑戦とはどんなことなのでしょうか。

 

※写真はイメージです

 

たった一人の男子助産学生―きっかけは息子の出産

男性助産師のジーン・ラウリラさんは、オーストラリアのメルボルン西部郊外にあるサンシャイン病院に勤務しています。助産師になる前、ジーンさんは採血などを扱う臨床検査所で働いていました。

 

彼が助産師になろうと決めたのは、一人目の息子の出産に感銘を受けたからでした。ジーンさんは当時のことをこう思い返します。

 

「本当に出産は尊厳に満ちたものでした。当時、私たちはダブリンに住んでいて、息子が生まれたときに助産師になる決心をしました。男性である私も、同じケアを提供することを通じて出産の体験ができると思ったのです。」

 

そうして、ジーンさんは助産師コースでたった一人の男子学生となりました。

 

男性はお断り?医師ではなく助産師として妊婦に接する苦労

しかし、学生生活を送るなかで、助産師を目指す男子学生を受け入れてくれる実習先や妊婦さんがなかなか見つからないという苦労を経験したそうです。

彼は妊婦さん夫婦に会うときのことについて、こう語ります。

 

「みなさんは、私が助産師であることを知ると、とても驚きます。『何の職業ですか?』ともよく聞かれますし。そんなとき、私は『出産をお手伝いする助産師です』と自己紹介します。」

 

ジーンさんは『助産師(Midwife)』という言葉は『女性と共に』という意味で、性別を特定している言葉ではないと主張します。医師と間違われることがよくあるジーンさんは、男性が助産師であるはずがないと思われていることについて、疑問を投げかけます。

 

「産婦人科の医師は男性も多くいるはずなのに、なぜ助産師は女性だけなのでしょうか?」

 

「男に奥さんを診察されたくない」「出産したことのない人がケアできる?」

差別的と感じるような苦労はなかったのか、という問いに対して、ジーンさんはごくたまにあるけれどあまり気にしていないと答えます。

 

「たとえば、旦那さんが僕を見て、男性助産師に奥さんを診察されるのが嫌だからという理由で、ほかの人と替わってくれ、と言われることもあります」

 

また、実習中にある妊婦さんから「出産を経験したことがない人がどうやって私のケアをしてくれるの?」と尋ねられたこともあったと言います。当時のジーンさんはそのことを恥ずかしく感じたそうです。

 

しかし、今では仕事に対する姿勢として、「確かにそれは正しい指摘だったと思います。でも、痛みは痛み。男性、女性、誰にとっても共通のこと。私はいつも最悪の痛みを想像して、出産に臨む妊婦さんたちを励ましています」と語ります。

 

女性が多い職場である看護の領域で、男性看護師が増えてきているのも事実。日本では「看護婦」が「看護師」へと名称を変えてから、14年余りが過ぎました。賛否両論がありそうな話題ですが、助産師の幅が男性へと広がる可能性もいつかあるかもしれません。

 

(文)Rio, S.

(参考)Male midwife Jean Laurilla challenges assumptions

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コメント一覧(10)

10匿名2017年04月01日 05時50分

助産師さんは乳首マッサージとか悪露のチェックをこまめにやるなど、出産そのもの以外のことがあるから、どうしても女性がいいな...。男性に乳首をつままれるのは抵抗あります。

9ブラックピノコ2016年07月02日 05時37分

日本はいつになったら変わるんだろう。少子高齢待ったなしよ。

8レイ2016年02月13日 16時44分

すごい

7匿名2015年11月08日 17時10分

大変だと思う

6さん2015年11月04日 13時06分

アタシはヤダ。男性の産婦人科医もヤダから女性のいるところ探したし。
なんでわざわざ男性が関わってくるの?って思っちゃう。変かしら?

5匿名2015年10月18日 05時15分

未婚、出産経験なしのベテラン女性助産師だっているんだから、経験の有無で否定するのは違うと思う

4さか2015年10月17日 21時12分

>1さん
じゃ、何で産婦人科医なら良いの?

3らら2015年10月17日 20時47分

すごい

2匿名2015年10月17日 16時05分

痛みは想像出来ないもの。でも女性に限定しなくても良いのかも。

1匿名2015年10月17日 12時08分

応援したいけど、たしかに私が見られるとしたら嫌かも。ごめんなさいっ

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