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2015年05月15日

あなたはどの臓器タイプ?性格によって注意すべき疾患がわかる「臓器診断」

「内臓に感情がある」と聞くと、少し驚かれるかもしれません。

 

たとえば、「イライラする」という怒りの感情は、肝臓に深く関係しています。

「最近、ついイライラしてしまう・・・」という人は、もしかすると、飲み会続きで肝臓が疲れてしまっているのかも。

 

このように東洋医学では、臓器のトラブルが、その人の感情に影響を与えていると考えます

また逆に、長年にわたる「感情のクセ」が、臓器のトラブルを招く原因になることも。

イライラだけでなく、いつまでも些細なことを引きずったり、怒られることを恐れてつねにビクビクしていたり。そうした、長年にわたる「感情のクセ」が、臓器にトラブルを招くこともあるのです

 

この仕組みを理解していると、「最近のイライラは、飲みすぎのせいだったのかも!」などと、無駄に悩んだりせず、「まずは肝臓を労わってイライラを解消!」と前向きになることができます。ぜひ、最後までご一読ください。

 

【目次】

「病は気から」の根拠は、観察から

内臓の状態と感情の5タイプとは

・あなたはどのタイプ?こんな性格の人は、この臓器に注意!

 ・豪快・陽気な人は「心タイプ」

 ・悩みのスパイラルにはまりやすい人は「脾タイプ」

 ・落ち込みがちで繊細な人は「肺タイプ」

 ・あがり症、臆病な人は「腎タイプ」

 

あなたはどの臓器タイプ?性格によって注意すべき疾患がわかる「臓器診断」

 

「病は気から」の根拠は、観察から

ところで、どうして東洋医学が内臓と感情を関連づけたのか、不思議ではありませんか?

実はこれ、西洋医学が解剖によって飛躍的に発展してきたのに対し、東洋医学は「生きている人間の症状を観察する」ことで発展してきたことに関係しています。

生きている以上、感情に変化はつきもの。健康とは、体だけでなく心の健やかさもあらわしますから、感情と病気、そして内臓がつながっているのは、自然なことかもしれませんね。

 

内臓の状態と感情の5タイプとは

古来の中国では、内臓と感情を含む全ての物事を、分かりやすく5つに分類しています。これを、五行と言います。

五行の相関図
 

この図は、感情と内臓の関係をあらわす「五行の相関図」です。

これでみると、怒り=肝臓、喜び=心(臓)、思い悩む=脾(臓)、悲しみ=肺、恐れる=腎(臓)であることがわかります。

つまり、長年、怒りの感情ばかりを持ち続けていると、肝臓に不調があらわれやすく、逆に、肝臓にトラブルがあると、怒りっぽくなってしまうというわけです。

 

肝臓が弱ると、ちょっとした風にあたっただけで涙が出たり、爪が欠けやすくなったり、また眉間のシワとして表面化します。眉間のシワは不機嫌顔の象徴。定着させないためには、日ごろのストレスにくわえて暴飲暴食を避け、肝臓への負担を減らす必要があります。

 

それでは、他の臓器についても詳しくみていきましょう。

 

 

あなたはどのタイプ?こんな性格の人は、この臓器に注意!

豪快・陽気な人は「心タイプ」

【要注意】心(心臓・小腸・舌)

 

東洋医学で「心(しん)」というと、心臓などの循環器だけでなく、「こころ」の意味も含みます。精神的な活動は、心に含まれているのです。

 

そんな「心」ですが、上の図でみると「喜び」の臓器にあたります。

「喜び」ときくと、「心臓病になるとうれしいことが増える?」と思ってしまいそうですが、そうではありません。喜びが強すぎると、興奮状態が続き、眠れなくなるなどの不調につながるのです。

 

(心にトラブルが出やすい人の特徴)

食欲が旺盛で陽気な人は、心にトラブルを抱えやすいと言われています。

特徴としては、活動的で声が大きく、交際上手である一方、他人の心の機微には疎い傾向も。眠れない夜が続くとしたら、「心」の臓器のトラブルを疑ってみるのも良いでしょう。

 

 

悩みのスパイラルにはまりやすい人は「脾タイプ」

【要注意】脾(消化器・口唇・肌肉・四肢)

 

脾は、東洋医学では「消化・吸収の働き」をあらわします。臓器でいうと、胃腸全体にあたります。

 

上の図では「脾=思い悩む感情」とイコールになっています。いつまでもくよくよと思い悩んでいると、胃がもたれて食欲不振になるのはこのためです。逆に、胃腸弱の人は、くよくよしやすい潜在体質があるともいえます。

 

(脾にトラブルが出やすい人の特徴)

消化器系がもともと弱く、疲れやすい。肌色が黄色っぽく、痩せ型または水太り体質の人に多いようです。

このタイプは、顔やお尻がたるみやすいので、胃腸に負担をかけないような食生活を心がけ、しっかりと咀嚼して食べるようにしましょう。ジムなどで筋力UPをはかるのも◎。

 

 

落ち込みがちで繊細な人は「肺タイプ」

【要注意】肺(鼻・皮膚・毛)

 

東洋医学でいう「肺」には、皮膚呼吸をおこなう「皮膚」、息の通り道である「鼻」も含まれています。

 

図の通り、肺は悲しみの臓器と言われ、肺にトラブルがあると、悲しい出来事ばかりを拾い上げる傾向があるようです。昔は、多くの文豪が肺結核を患いましたが、それは悲しみに敏感な、作家の性質が影響しているのかもしれませんね。

 

(肺にトラブルが出やすい人の特徴)

透きとおるような色白で、体の線が細く、むくみやすい体質の人に多く、アレルギーなどを発症しやすいようです。

もともとの体質だけでなく、肺のトラブルによって、痩せて色白になることもあります。こういう人は、乳製品や油脂分の多い食事を避け、ヨガの呼吸法などを実践すると良いでしょう。

 

 

あがり症、臆病な人は「腎タイプ」

【要注意】腎(生殖器・内分泌・骨・耳・髪)

 

東洋医学でいう「腎」には、腎臓だけでなく、生殖機能やホルモン、免疫系まで幅広い要素が含まれています。

 

表で見ると、腎は、恐れや驚きとイコールになっており、ささいなことで大げさに驚いたり、常に何かに怯えている人は、腎臓系のトラブルを抱えている可能性があります。

 

恐い思いをすると失禁してしまったり、緊張時にトイレに近くなるのも、腎臓と恐れの感情が深く関係しているから。

一時的でなく、継続的にその状態が続くと、腎臓系のトラブルへと発展しやすい傾向があります。

 

(腎にトラブルが出やすい人の特徴)

顔が黒ずんでいて、疲れやすく、手足がほてり、まぶたがむくみやすい傾向があります。このタイプの人は、抜け毛など髪のトラブルが多いのも特徴です。有酸素運動などによって、新陳代謝を上げてあげると良いでしょう。

 

 

いかがでしたか?

「内臓に感情がある」と聞くと違和感がありますが、知ってみると、思い当たることが結構あったのではないでしょうか?ぜひ、セルフチェックの参考にしてみてくださいね。

 


【監修:霜崎ひろみ】マクロビオティック望診法の第一人者 山村慎一郎に師事。山村塾講師・食事指導・カウンセリングなどを行う。

【ライター:武末明子】

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コメント一覧(4)

4匿名2016年08月06日 10時05分

ゴボウ茶飲むとトイレが近くなる

3匿名2015年07月08日 20時33分

ストレスを溜めすぎないようにしないと

2匿名2015年05月17日 22時27分

何タイプだろう?

1匿名2015年05月15日 09時14分

気を付けないと。

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