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2015年01月24日

すべての人に医療を―LAのナース主体で運営するホームレス支援診療所

ホームレス、と聞くとどんなイメージが浮かびますか?

外で生活していて大変そう、何かできたらいいけど、ちょっと近寄りがたい……。私たちとのあいだに見えない「壁」がある気がしませんか。

きっと誰もが感じるその壁を、看護の力で飛びこえたナースたちがいます。

 

すべての人に医療を―LAのナース主体で運営するホームレス支援診療所|看護師専用Webマガジン【ステキナース研究所】

 

勤務地は、ホームレスシェルター!

ロサンゼルスの繁華街に、ユニオン・レスキュー・ミッション(URM)という非営利団体があります。1891年の設立以来、ロサンゼルス地区のホームレスたちに、温かい食事や衣服、一時宿泊所などを提供し、社会復帰の手助けをしてきました。

この施設内に、ナース主体で運営する診療所があるのです。

 

突然のお願いがすべての始まり

さかのぼること1983年。URMから、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)看護学部長に、いきなりこんな依頼が。

 

「URMの敷地内に診療所を開いてくれませんか?」

 

実はアメリカでは、ナースの資格はいろいろな種類・レベルに分かれていて、中には医師の協力のもと診察や薬の処方ができる(州によっては医師の協力なしでもOK)ものもあります。

そこに注目したURMが、診察資格のあるナースたちにぜひ手伝ってほしい、とお願いしたのです。

 

でもこの頃はまだ、ホームレスについての情報が何もありませんでした。彼らの生活サイクルや疾患の傾向などもまったく分かりません。そもそも自発的に来院してくれるのか? よそ者のナースたちに心を開いてくれるのか? 学部長にはまるで見当がつきませんでした。

 

それでも、「私たちから手を伸ばすことで、彼らもきっと得られるものがある!」と、看護学部全体がこの企画に意欲を見せたのです。こうして、ホームレスのための診療所「UCLA看護学部ヘルスセンター」がスタートしました。

 

名実ともにホームレスの「よりどころ」

それから約30年、センターはしっかりと地域に根づき、通常の診察に加えて小児・成人の健康診断など幅広く手がけます。診察はすべて無料。2013年はホームレスの患者さんが約9,500人訪れました。

 

ある日も、家の立ち退きにあいホームレスになった母子が来院。乳児から7歳までの4人の子ども全員に反応性気道疾患があり、うち1人は上気道感染も起こしていました。

それぞれに必要な薬が処方され、お母さんと子どもたちはとても感謝してくれたとのこと。

 

まずは1人1人を知ることから

センター長のアビー・ストリブラさんは、成人・小児に加え婦人科の診察もできる、ファミリーナースプラクティショナーの資格を持つナース。

アビーさんがいちばん好きなのは、患者さんとのふれあいです。

今までどんな人生を生きて、なぜ路上で生活することになったのか。彼らを知れば知るほど、それぞれのニーズに合わせた援助ができるようになっていく、そのことに、尽きないやりがいを感じるそう。

 

問題は医療資源の不足

アメリカでは近年、大手のスーパーやドラッグストアの店内に診療所を設けるサービスが広まっています。こちらでも主に、ナースが診察にあたります。

大手企業が提携する診療所は、企業のサポートで充分な医療資源が確保できますが、UCLAヘルスセンターは限られた資源しか使えません。

アビーさんによれば、専門医やソーシャルワーカーなどの紹介先を見つけるのも、一般の病院に比べ難しいとのこと。医療資源の確保は、今後の課題となっています。

 

誰でも医療を受けられる国に

アメリカでは、たくさんの人が深刻な貧困に悩んでいます。ホームレスの数は全国で60万人以上、ロサンゼルス地域だけで5万人以上にのぼります。

 

またアメリカに国民皆保険制度はなく、住む家はあっても、高額の保険料や医療費を払えず病院に行けない人も多くいます。
UCLA看護学部ヘルスセンターでは、看護学生や医学生も業務にたずさわり、経験をつみながら地域医療に貢献しています。今後このような動きがもっと広がり、貧困に苦しむ人たちのQOLが少しでも向上していくと良いですね。

 

(参考)

RN-led, shelter-based UCLA School of Nursing Health Center helps homeless population deal with myriad issues

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コメント一覧(26)

26匿名2015年01月31日 13時49分

難しい問題

25匿名2015年01月30日 23時36分

賛否両論ですね

24XRumerTest2015年01月30日 07時20分

Hello. And Bye.

23匿名2015年01月28日 22時04分

ホームレスねぇ・・・

22匿名2015年01月28日 19時56分

ホームレス見てもなんとも思わんな。

21匿名2015年01月26日 07時43分

日本にもあるのかな。

20匿名2015年01月25日 21時29分

費用の工面はどのようになっているのでしょう?

19匿名2015年01月25日 20時51分

すごいですね

18匿名2015年01月25日 19時29分

凄いけどできない

17匿名2015年01月25日 15時19分

すごいですね

16匿名2015年01月25日 15時18分

アメリカってそういう状況なんですね。

15匿名2015年01月25日 12時29分

すごい

14匿名2015年01月25日 08時54分

素晴らしい

13匿名2015年01月25日 06時51分

良いですね

12匿名2015年01月24日 23時27分

すごい

11匿名2015年01月24日 23時21分

すごいな

10匿名2015年01月24日 22時01分

この状況は国も動くべきだと思うんだけどな・・・。

9匿名2015年01月24日 21時21分

そういう事をされているひともいるんですね

8匿名2015年01月24日 20時07分

政策も必要ですよね

7匿名2015年01月24日 19時36分

すごいなー

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  • 1.「照射赤血球濃厚液(RCC)」は温度管理が不適切になると、機能低下が生じるため、冷凍した保冷剤を入れた保冷搬送容器を用いて搬送した。
  • 2.「照射赤血球濃厚液(RCC)」と「新鮮凍結血漿(FFP)」を1つの保冷搬送容器に梱包して丁寧に搬送した。
  • 3.「新鮮凍結血漿(FFP)」は、温度管理が不適切になると、機能低下が生じるため、保冷剤を入れた保冷搬送容器で搬送した。
  • 4.病棟では、「照射赤血球濃厚液(RCC)」は一般用冷蔵庫へ、「新鮮凍結血漿(FFP)」は一般用冷凍庫へ分けて収納した。
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