ヘパリンロック・生食ロック | 注射【7】
【監修】
筑波大学附属病院 看護部
小山記念病院 看護部
「ヘパリンロック・生食ロック」の実施手順
(1)衛生学的手洗いを行い、手袋を着用する
(2)患者さんにヘパリンロック、生食ロックの必要性やその手順を説明する
(3)三方活栓の接続部をアルコール綿などで消毒する
(4)シリンジを三方活栓に接続する
(5)シリンジと患者側が開通するように三方活栓のコックをまわす
(6)シリンジのエア抜きをおこなう
(7)ゆっくりヘパリン加生理食塩水、もしくは生理食塩水を注入する
(8)シリンジの内筒を押しながらコックを閉鎖する
■ポイント■
加圧しながらコックを閉鎖することでルート内を陽圧に保ち、血液の逆流を防止することができる
(9)シリンジをはずして接続部を消毒し、終了