私が出会った「デキるナース」ってこんな人！

2014/12/09

看護師だからこそなかなか耳に入りにくい「患者さんのホンネ」を、看護roo!編集部が代わりに聞いてみました。・・・医療現場や看護師のこと、ぶっちゃけどう思います？

「一般人が感じる、この看護師デキル！」と思った瞬間を聞いてみた！

「どうしてあの人って、こんなにミスなく仕事ができちゃうの？」と、同僚の羨望を集める〝デキル看護師〟。ですがそれが、患者さんからみても同じなのかはわかりません。むしろ一般の人は、もっと別の部分を見ていたりして・・・。一般の人が「この看護師デキル！」と感じた瞬間のエピソードを集めてみました！

私が出会った「デキるナース」ってこんな人！一般人に聞いてみた｜看護師専用Webマガジン

●小児科の人気ナンバー１・・・（35歳女・子育て中）

2歳になる娘の通う小児科の看護師が、かなりのポッチャリでノリがよく、子どもたちからも大人気です。いつもニコニコしているのでこちらも安心するし、のんびりと話してもらえるので場が和みます。いつも娘とハイタッチして帰っています！

●雑談しながら仕事はさくさく・・・（36歳男・IT関連）

友人のお見舞いに行き、「ちょっと外で待っていてください」と言われたので、私が部屋の外からぼーっとナースステーションを眺めていると、その中の30代後半くらいの看護師が、笑顔でほかの看護師と会話を交わしながらすごい早さでキーボードに何か入力していました。

看護師さんって正直機械に疎いイメージがあったので、見方が変わりました。

●医師から後輩を守るベテラン看護師・・・（29歳女・パート）

婦人科の待合室にいたとき、どこからか医師の怒ったような声が・・・。どうやらスタッフのだれかが叱られているよう。

「あーあ、かわいそうに」と内心同情していたのですが、次の瞬間、「先生それを新人に言われても困ります！」とフォローする別の看護師の声が。きっと、ベテランの看護師ですよね。こんな上司いいなあ、と思いました。

●名前を覚えてくれていた看護師・・・（40歳男・自営業）

病院へ行って、自分の名前の書かれた診察券や保険証を出すと、いつも、そこからはまるで名前が記号のように、個体識別のためだけに呼ばれている感じがしていました。

でも、ある病院の20代後半くらいの看護師が、まだ3回目にも関わらず、診察券を出す前に「●●さんこんにちは！最近体調どうですか？」と言ってくれました。その血の通った名前の呼ばれ方に、仕事へのポテンシャルの高さや人となりを垣間みました。

●逃げる血管をもつ女・・・（30歳女・パティシエ）

デキル看護師はズバリ、私の血管に一度で注射できる人です！私の血管はよく、細くはないものの「逃げる」と言われます。普段からできるだけベテランっぽい人にお願いするようにしているけど、年齢じゃないな・・・と思う今日このごろ（笑）。

●デキない看護師の話ですみません（汗）・・・（48歳男・メーカー）

自分が新人研修の講師をしているだけに、新人を教えながら顔が強張っている看護師をみると、まだまだだな、と思います。

●母乳マッサージの手技に感激・・・（33歳女・ヨガインストラクター）

産後の母乳の出が悪く、助産師に母乳マッサージをしてもらうことに。すると、信じられないほどの母乳が出てきて、ピュッピュと助産師さんの顔にかかるくらい（笑）。自分でもマッサージなどはしていたけど、やはりプロは違うなあ。専門職の女性ってデキル感じがするなあ。と思いました。

●看護師の友人がデキル！・・・（29歳女・医療事務）

友人の看護師が糖尿病外来に勤めていて、糖尿病療養指導士の資格をとり、慢性疾患に悩む患者さんの相談にのっています。

もともとしっかりものだった彼女のモチベーションは「一人の患者さんと長いつき合いをすること」。医師からの信頼も厚く、いつも生き生きと働いていてすごい！私が患者だったら、絶対デキル！って感じていると思います。

●病院えらびは看護師えらび・・・（32歳女・事務）

看護師の応対がとてもいい！と人気のクリニック。友達に勧められていったのですが、混んでいるにも関わらず、皆さん笑顔ですごいですよね。

一度年配の男性患者さんが来られたとき、診察までは時間がかかると説明を受けていました。その患者さんは「じゃあ、また後にするわ」と足早に去ったのですが、若い看護師さんがその後を入口近くまで追いかけ、再来院の時間などを細かく聞き直していました。こういうのを放って置くのが後々のクレームに繋がるだろうから、やっぱりデキル看護師はしっかりしているな。と思いました。