フィブリンモノマー(FM)可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC、SF)|凝固・線溶系 | 検査値

看護師のための検査値の解説書『検査値早わかりガイド』より。

 

今回は、フィブリンモノマー(FM)可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC、SF)について解説します。

 

江口正信
公立福生病院部長

 

フィブリンモノマー(FM)可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC、SF)の基準値

  • FM:陰性(-)
  • SF:7(μg/mL)未満

 

〈目次〉

 

フィブリンモノマー(FM)可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC、SF)の定義

凝固亢進時、フィブリノーゲンはトロンビン(凝固第Ⅱ因子)の作用によりフィブリンモノマー(FM)となり、さらに可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)を形成する。よってSFMCの検出は血管内凝固亢進を意味する。FM(フィブリンモノマー)、SF(可溶性フィブリンモノマー)などで検査される。

 

フィブリンモノマー(FM)可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC、SF)の検査法

FM

赤血球凝集反応

 

SF

ラテックス凝集法

 

フィブリンモノマー(FM)可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC、SF)の異常とその原因

 

 

FM:陽性 SF:7(μg/mL)以上
基準値 FM:陰性(-)
SF:7(μg/mL)未満

 

図1肺毛細血管内のフィブリン血栓

肺毛細血管内のフィブリン血栓

 

略語

 

  • SFMC(可溶性フィブリンモノマー複合体)soluble fibrin monomer complex
  • FM(フィブリンモノマー):fibrin monomer

 

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本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『新訂版 検査値早わかりガイド 第2版』 (編著)江口正信/2014年3月刊行/ サイオ出版

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