ロリータナース・青木美沙子インタビュー｜第4回：看護師もモデルも、私の一部なんです

読者モデル、タレント業と、看護師業を両立させている青木美沙子さん


＜前回まで＞

大学病院の病棟ナースとモデル、過酷な状況のなかでも2つの仕事をやり遂げようともがき続ける青木さん。表現と人とのふれあい、2つの仕事から得るものが自分には大切と話す。
そしてまた、もう一つのチャンスがやって来た。

 

■看護師もロリータ・ファッションモデルも、一生辞めません！

厳しい状況ながらも、大学病院の看護師として、またファンを愛するロリータ・ファッションモデルとして、キャリアを重ねていた青木さんに次の転機が訪れた。
2009年に、外務省の「カワイイ大使」(正式名称「ポップカルチャー発信使」)に任命されたのだ。




「カワイイ大使」とは、その名の通り、ロリータ・ファッションの日本代表として世界に赴き、ロリィタを通して、日本のカルチャーを知ってもらう役目。
青木さんはこの任務で、すでに10か国をまわっているが、この“カワイイ大使”をきっかけに、大学病院を辞め、訪問看護の仕事に就くことになる。

「1か国1～2週間滞在するので、さすがに病院に迷惑がかかると思い退職しました。
でも、世界中のロリィタの子と仲良くなれて、本当にいいチャンスがもらえたと思っています。それに、大学病院の“何でもアリ”っていうあの過酷な経験が、訪問看護をやる自信にもつながりました。あれだけやったんだから、自分にも訪問看護ができるって」




今は、訪問看護師、読者モデル、タレント、カワイイ大使…と、さまざまな肩書きを持つ青木美沙子さん。今後、看護師だけ、もしくは芸能界だけやるという考えはないのだろうか？

「ないですね（キッパリ！）。これからも両方やり続けます。
ロリータ・ファッションは、ずっと着続けていくことが自分にできること。看護師である私と、ロリータ・ファッションを着ている私、どちらでもいいので、自分を通して看護師やロリータに興味を持ってくれる人が増えればいいなと思います」


初公開!? モデル・青木美沙子の私物！　キラキラ＆デコがいっぱい。右上の物体は手鏡です…。ちょっと重いですね（笑）

ちなみに、プライベートでの夢は、結婚もしたいし子供もほしいとのこと。
「もちろん子供は女の子が希望！　親子でロリータ・ファッション着たいですよ～。一番の夢です！」


――最終回へ続く――

おまけ／青木美沙子一問一答！

Q6：今、i-podのなかにはどんな曲が入ってる？
A6：レディ・ガガさんとか、AKB48さんとかです。小嶋陽菜さんが推しメンです！

Q7：最近の自慢は？
A7：AKB48の多田さんが私のファンでいてくれたみたいで、この間テレビ局の収録の合間に挨拶に来てくださったんです。「一緒に写真とってください」って言われて、舞い上がってしまいました（笑）。お互いブログに載せてますよ。

第1回：本当に看護師なんですか？
第2回：コンプレックスだらけの少女
第3回：徹夜続きの新人時代
第4回：看護師もモデルも、私の一部なんです
最終回：二足のわらじを履き続ける覚悟

＜プロフィール＞
15歳のときにスカウトをきっかけに雑誌のモデルデビュー。同時に准看護師、正看護師の資格も取得し現在も看護師として働く。2009年からは、外務省より”カワイイ大使”に任命され、海外にゴシック＆ロリータ・ファッションを広める活動にも注力。また、最近ではテレビのバラエティ、ドラマでの活動も行い、ロリィタのカリスマ的存在に。2011年6月より、自身の著書「青木美沙子のカワイイ♥革命　ロリータときどきナース」（竹書房）が発売中。
公式ブログ（青木美沙子のピンクなラブリーな日記）　http://ameblo.jp/ribbon-misa/


＜サイン本プレゼントのお知らせ＞
青木美沙子さんの著書「青木美沙子のカワイイ♥革命　ロリータときどきナース」（竹書房）に直筆サインを入れて、抽選で3名様にプレゼントします！


【応募方法】

こちらのフォームに「サイン本プレゼント希望」と明記の上

・氏名・年齢・送付先住所・看護師資格の有無
を記入し、送信してください。

【応募期限】
2012年10月31日(水) 

【抽選・当選発表】
編集部にて厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
当選者の発表は、賞品の配送をもってかえさせていただきます。

【発送予定】
11月上旬

【賞品の発送】
賞品のお届け先は、日本国内に限らせていただきます。
住所不備・不明などにより賞品をお届けできない場合は、当選を無効といたします。

※ご送付いただいた個人情報は、プライバシーポリシーに基づき厳重に管理し、プレゼンﾄの発送にのみ使用いたします。